相阿彌流記念華展
2025-03-10 20:57:29

相阿彌流、開祖没後500年記念華展を北鎌倉で開催決定!

相阿彌流が華展を開催、500年の時を超えて



華道相阿彌流は、開祖・相阿彌眞相の没後500年を記念し、特別な華道展を開催します。この重要なイベントは、2025年4月28日、29日の2日間、北鎌倉にある円覚寺にて行われる予定です。

開催概要


この華展は、相阿彌眞相の精神を受け継ぎ、その花の形を現代に示す貴重な機会となります。開催日時や場所は以下の通りです。
  • - 日程: 2025年4月28日(月)10:00~16:00、4月29日(火・祝)10:00~15:00
  • - 会場: 円覚寺 松嶺院(神奈川県鎌倉市)
  • - アクセス: JR横須賀線「北鎌倉」駅から徒歩3分
  • - 入場料: 無料(ただし円覚寺境内への拝観料500円が必要で、招待券を持参すれば免除されます)

招待制の本華展には、メディアや報道関係者向けに招待券を発行していますので、取材や取材依頼も大歓迎です。

開催の意義


本華展は、相阿彌眞相の精神と花型を継承することを目的としています。相阿彌眞相は、室町幕府の同朋衆として、足利将軍家に仕えた優れた人物です。彼は、絵画や造園、建築など多方面で才能を発揮し、華道においても独自の思想と理念を示しました。本展では、相阿彌流が大切にしてきたその精神を、作品を通して皆さまに伝えます。

相阿彌流が大切にする言葉の一つに、「生花は花を生くるにあらず、心を生くるなり」とあります。これは、花を生けることを通じて人間性を磨くことを重視する相阿彌の哲学を象徴しています。この心を今に引き継ぎ、本華展では特別な作品を展示します。

相阿彌流の歴史


華道相阿彌流は、室町時代に創設され、500年以上の長い歴史を誇ります。相阿彌眞相が足利将軍家に仕えたことから、その精神と技術の継承が続いてきました。流派の起源には、あるエピソードがあります。

第8代将軍・足利義政が相阿彌と共に八瀬大原を訪れた際の話です。義政は、相阿彌に葉蘭を生けさせるよう命じましたが、その時使えなかった器具の代わりに過酷な環境で生けた彼の作品が称賛を受け、相阿彌流の素晴らしい技術が確立されたのです。

円覚寺での開催


円覚寺は、鎌倉時代末期に創建された臨済宗の名刹であり、歴史的にも深い意義があります。相阿彌流がこの場所で華展を行うのは、開祖相阿彌眞相を記念するための特別な意味とつながりによるものです。

ここでの華展を通じて、皆さまが相阿彌流の哲学と伝統の奥深さに触れることができれば幸いです。

メディア関係者の皆さまへ


本華展は招待制ですので、事前に申込をいただければ招待券をお送りいたします。また、流派の関係者や家元へのインタビュー取材をご希望の方も、ぜひご連絡ください。詳しい情報や申し込みは、華道相阿彌流の公式ウェブサイトをご覧ください。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

華道相阿彌流 公式ウェブサイト
公式Instagram

この機会に、500年の歴史を持つ華道相阿彌流の華展にぜひご参加ください。


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