精密計測の新星
2025-05-14 15:44:12

精密計測の新たな選択肢!SHINING 3Dの3Dスキャナー「OptimScan Q12」

SHINING 3D新製品「OptimScan Q12」をご紹介



日本3Dプリンター株式会社が取り扱うSHINING 3Dの新製品、固定式3Dスキャナー「OptimScan Q12」が登場しました。この製品は、特に企業や教育機関に向けたメトロジー(計測)グレードのスキャンデバイスとして設計されています。

卓越したスキャン精度


OptimScan Q12は、4台の12.3メガピクセルカメラを搭載しており、最大精度はなんと0.005mm。これは、物体表面の微細な形状や複雑なディテールを忠実に再現するための強力な機能です。これにより、扱うことができるのは工業製品の精密検査や品質管理、リバースエンジニアリングなど、多岐にわたります。

スキャンの際は、430×300 mmのラージレンジと160×110 mmのスモールレンジの2つのスキャン範囲を持っており、これらはワンクリックで切り替えることが可能。異なるレンジで得られたデータをソフトウェア内で統合する機能により、作業の効率化とディテールの確保が実現します。

先進的なスキャン機能


特に注目すべきは、単眼スキャン機能(MSF)です。この機能により、通常のスキャンでは捉えきれない複雑な部品の角や接合部も、高精度でスキャンできます。これにより、より抜けの少ないデータ収集が可能になっており、製造業界での利用が期待されています。

さらに、OptimScan Q12は高性能な内蔵デュアルチップ・コンピューティングモジュールを備えており、1秒未満で1200万ポイントのデータ取得が実現。自動露光機能や複数の露光モードも搭載しており、さまざまな表面特性への最適なスキャン結果を提供します。スキャン時間の短縮と高精度なデータ収集を同時に実現することができます。

自動検査ソリューションの実現


また、OptimScan Q12は3D検査システムとシームレスに統合可能で、スキャンからレポートの生成まで完全に自動化されたワークフローを実現しています。これにより、業務の効率化が図られ、品質管理の面でも信頼度が高まります。

高精度な国際基準


このモデルはメトロジーシリーズに位置づけられ、国際的な3Dスキャナーの規格であるVDI/VDE2634 Part2に基づいた校正証書が発行可能。ISO17025施設での校正を受けた機器で、精度の高い検査を行うことができるのも大きなメリットと言えるでしょう。これにより、品質管理のプロセスにおいて、信頼性の高いデータを元にした判断が行えるようになります。

製品仕様


  • - 製品名: OptimScan Q12
  • - スキャン範囲: ラージレンジ430 × 300 mm / スモールレンジ160 × 110 mm
  • - 精度: ラージレンジ: 0.015 mm / スモールレンジ: 0.005 mm
  • - 解像度: ラージレンジ: 0.1 mm / スモールレンジ: 0.04 mm
  • - 焦点距離: ラージレンジ: 590 mm / スモールレンジ: 210 mm
  • - カメラ画素: 12.3MP ×4プロジェクター
  • - 光源: 青色LED
  • - 重量: 3.5kg
  • - 本体寸法: 366 × 162 × 132 mm
  • - 認証: CE, FCC, ROHS, WEEE, KC, FDA, UKCA, IP50, TELEC, TiSAX

SHINING 3Dの公式ウェブサイトでは、さらに詳細な情報を確認できます。精密なスキャニング技術を求める企業や教育機関の皆様には、ぜひこの新製品「OptimScan Q12」をお試しいただきたいと思います。


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