ジョーシスが2026年12月に提供する新機能
ジョーシス株式会社は、アイデンティティセキュリティ基盤「Josys」の新機能「SCSオンボード機能(仮)」を2026年12月から提供開始することを発表しました。この機能は、企業が求められる複数の認証・評価基準に対応するための見える化と文書管理を総合的に支援するものです。
「SCSオンボード機能(仮)」の特徴
この新機能は、特にサプライチェーンのセキュリティ評価制度(SCS評価制度)に関連して、企業の現在の対応状況を把握し、どの要素が不足しているか、優先的に進めるべきタスクが何かを一目で理解できるように設計されています。具体的な機能としては、以下が挙げられます:
- - ドキュメントの自動更新: 必要な文書をリアルタイムで更新し、常に最新の情報を反映します。
- - 改善計画の策定: 不足部分を明確にし、それに基づいた改善計画を自動で提案します。
- - 日々の実行タスクの提案: 企業が日常的に取り組むべきタスクを明示します。
これにより、今まで手作業で行っていた文書管理や更新作業の負担を大幅に軽減できるという特長があります。
開発の背景
ITとセキュリティの部門では、企業が抱える情報セキュリティや内部統制に関する様々な基準に対して柔軟に対応する必要があります。2026年度末から始まるSCS評価制度の導入によって、企業が対応しなければならない基準はさらに増加する見込みです。このような状況下で、各基準に対応するための文書作成や確認作業がますます複雑化しており、企業の担当者にとって大きな負担となっています。
特に、パスワードポリシーや休眠アカウントの定義など、内部規程に変更があった場合には、全ての関連ドキュメントを一つひとつ確認し、修正する手間が発生します。このプロセスは膨大な時間と人手を要するため、修正漏れや不整合が生じるリスクもあります。
必要な情報の可視化
企業が持つ情報を整理し、現状を把握することは非常に重要ですが、実際にそれを的確に行うことは簡単ではありません。従来の方法では、各基準や社内の運用状況を整理することが求められており、操作ミスや情報の散逸が懸念される中で、継続的な改善を行うための基盤が必要とされています。
ジョーシスは「SCSオンボード機能」を通じて、これらの課題を解決することを目指しています。基準への対応を単なる文書作成作業としてではなく、企業の実情を踏まえて支援することによって、より効率的なガバナンス体制を構築できるようにするための工夫が施されています。
Josysのシステム
「Josys」は、従業員や業務委託者のアカウント情報を一元的に管理し、AIエージェントやサービスアカウントとの連携も可能です。漏洩リスクを低減しながら、ポリシー違反の自動検知と是正を行うことで、企業全体のアイデンティティ防御を強化します。また、SaaSの統合管理機能を活用することで、ライセンスの最適化やアクセス管理の運用負荷を軽減することも可能です。
まとめ
ジョーシスの新機能「SCSオンボード機能(仮)」は、企業が求める複数の認証・評価基準への対応をスムーズかつ効率的に進められるよう支援する革新的な機能です。2026年12月の導入を控え、今からその使い方や導入準備を考えておくことが求められています。今後、この機能が企業のガバナンス運用をどのように変革していくのか、大いに期待されます。