日本の温泉文化を支えるアクアイグニスの新たな挑戦
日本の温泉文化を支えるアクアイグニスの新たな挑戦
株式会社アクアイグニスは、三重県菰野町に位置する温泉リゾート施設「アクアイグニス」とその別邸「湯の山 素粋居」の資産を、星野リゾート・リート投資法人へ譲渡することを発表しました。この取り組みは、当社の持続可能な発展を目指しつつ、全国各地でのリゾート施設開発を視野に入れたものです。譲渡後も運営はアクアイグニスが引き続き行い、これまでの店舗ブランドやサービス内容はそのまま維持されます。
アクアイグニスは、官民連携や地元企業との協力を通じて、温浴施設や宿泊施設、商業施設の運営を行ってきました。「VISON」や「アクアイグニス」、「湯の山 素粋居」といったブランドを展開し、全国で10以上の施設を持っています。今回のリート投資法人との協業により、より持続可能で発展的な施設運営の実現を目指します。
大規模リニューアルの計画
アクアイグニスは、オープンから13年の節目を迎え、施設のリニューアルを行うことが決定しました。具体的には、源泉かけ流しの「片岡温泉」でのハード・ソフト両面における改修が行われる予定で、特にお客様からの要望が高かったサウナや水風呂の新設が注目されています。また、休憩スペースは多層的な空間設計で、さらにくつろぎやすい空間を提供することを目指しています。
宿泊施設やレストランなどの商業エリアも、近年のライフスタイルの変化に応じてアップデートされます。リニューアル完了は2026年7月頃を予定しており、地域の特性を活かした商業や観光の融合モデルを確立することで、地域ブランドのさらなる発展を図っています。
さらなる地域への貢献
アクアイグニスは、三重県の美しい自然と魅力を最大限に引き出し、全国に「また来たくなる」場所を広げることを目指しています。地域の特性を活かしたリゾート開発に取り組むことで、持続可能な施設運営と地方創生に貢献する姿勢を見せています。今後のリニューアルや新施設の開発プロジェクトに注目が集まります。
このような新たな挑戦を通じて、アクアイグニスは日本の温泉文化を支え続け、訪れる人々に心地よい体験を提供していくことでしょう。アクアイグニスの未来に、ぜひ期待を寄せてみてはいかがでしょうか。