羽田空港は、リサイクル活動に積極的に取り組んでいます。その一環として、今年も「羽田deリサイクル~ペットボトルは、ボトルからボトルへ~(Close the loop!)」というイベントが開催されます。このイベントは、一般社団法人全国清涼飲料連合会(以下、全清飲)と日本空港ビルデング株式会社が協力して実施するもので、3年目の開催となります。
この取り組みは、10月に行われる3R推進月間に合わせて開催されます。主な目的はペットボトルの適切なリサイクルを啓発し、利用者のリサイクルに対する意識を高めることです。昨年も多くの方にご来場いただいたこのイベントは、今年も多彩なコンテンツを用意しています。
イベントのユニークな点は、楽しみながらリサイクルについて学べるところです。羽田空港第2ターミナルの5階フライトデッキトーキョーでは、ポスターによる展示やクイズが行われます。来場者は、ポスターセッションを通じて「ボトルtoボトル」の取り組みについて理解を深めることができるでしょう。特にクイズに答えた方には、オリジナルの缶バッジもプレゼントされるため、参加者にとっても楽しい体験となること間違いなしです。
イベントには、地元の大田区公式キャラクター「はねぴょん」も登場し、会場を盛り上げます。はねぴょんが一緒にリサイクルの大切さを広めてくれるため、子どもたちにも大人気です。
全清飲は、ペットボトルの分別強化に取り組んでおり、容器の品質向上を目指す活動を行っています。特に自宅以外で排出されるペットボトルを対象にした分別の取り組みは、全国の主要空港でも進められ、羽田空港利用者のリサイクル意識の向上を目指しています。
日本空港ビルデング株式会社によると、2024年度には、羽田空港内のすべてのターミナルにペットボトル専用の回収箱が設置される予定です。これにより、来場者の協力を得て、年間約250,000kgものペットボトルを回収できる見込みです。実際の数字としては、500mlのペットボトルに換算すると約1,136万本相当となります。
さらに、2024年の10月にはペットボトルキャップ専用の回収箱も設置される予定で、より一層の分別回収を強化しています。羽田空港を訪れる8,600万人以上の利用者に向け、リサイクルの認知を広め、資源の有効利用に貢献することが期待されています。
このイベントは、ただの楽しい体験だけでなく、持続可能な未来に向けた取り組みへの参加でもあります。ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」を実現し、環境に優しい社会の構築に向けた重要な一歩とするために、皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
【イベント概要】
- - 期間: 2025年10月17日(金)~19日(日)
- - 場所: 羽田空港第2ターミナル5階フライトデッキトーキョー
- - 内容: ボトルtoボトルの取り組みに関するポスターセッション、飲料配布コーナーなど
この機会にぜひ、羽田空港でのリサイクルを通じて、持続可能な取り組みを楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか。