双日、豪州の公共交通インフラに本格参入!
双日株式会社は、豪州を中心とした公共交通の分野に新たに進出することが決まりました。この度、UGL (ユージーエル) Limited の交通部門の50%の持分を取得する売買契約を締結しました。UGLは、鉄道や公共インフラの設計や建設、また運行・保守(O&M)を手がける企業であり、豪州の鉄道市場においては重要な役割を果たしています。
UGLとは?
UGLは、スペインのACSグループの子会社であり、1889年に設立されて以来、豪州の鉄道や公共交通システムの整備に貢献しています。同社の交通部門は、シドニーやメルボルン、キャンベラなどの主要都市で多数のプロジェクトを実施してきました。特に、旅客輸送用の車両のO&Mや、鉱物資源輸送に不可欠な機関車や貨車の製造・保守など、多岐にわたるサービスを展開しています。
豪州市場の成長性
豪州の公共交通市場は、人口の増加や都市化の進展に伴い、官民連携によるインフラ整備が進んでおり、さらなる成長が見込まれています。政府による「Infrastructure Australia」の戦略に基づき、鉄道の新規建設や都市鉄道網の拡大計画が着実に進んでおり、2025年から2030年にかけて年平均で6.5%の成長が予測されています。
双日の戦略
双日は、これまでアジアを中心に活動してきた実績を持つ企業で、北米やインド、インドネシアでの鉄道関連事業に関わってきました。これらの経験を活かし、UGLとの提携を通じてEPC(設計・調達・建設)に加え、O&M領域の機能も獲得することで、より包括的な鉄道サービスを提供できる体制を整備することを目指しています。
今後の展望
この参入により、双日は豪州以外にもアジア市場への展開を視野に入れ、事業基盤の強化と収益の拡大に取り組む方針です。公共交通インフラの整備が進む中、双日は重要な役割を果たし、持続可能な交通システムの発展に寄与していくことが期待されます。
今後、豪州市場における鉄道関連サービスの動向に注目が集まる中、双日の新たな挑戦がどのような成果をもたらすか、期待が高まります。