名古屋の学生が生んだ「リードくん体操」を初披露
名古屋の若き才能たちが力を合わせて制作したファイティングイーグルス名古屋(FE名古屋)の公式マスコット「リードくん」をテーマにした体操「リードくん体操」が、11月16日(日)に名古屋市枇杷島スポーツセンターで行われるFE名古屋のホームゲームにおいて初めて披露されます。
このプロジェクトは、名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校(NSM)と名古屋デザイン&テクノロジー専門学校(名古屋テック)が産学連携で実施しており、学生たちが自らの手で楽曲、振付、プロモーションムービーを制作する貴重な経験を重ねました。特に、NSMの学生たちはリードくん体操の楽曲の作詞・作曲を担当し、名古屋テックの学生たちはその楽曲に合わせてプロモーション映像を撮影・編集しました。これにより、学生は自身の学びを生かし、実際のクライアントと共に制作する達成感とともに、貴重な経験を得ることができました。
産学連携の目的と意義
この記事の背景には、ファイティングイーグルス名古屋が地域社会とのつながりを強化したいというニーズがありました。ブランド力を高めるために新たなコンテンツを生み出すことを目指し、この機会を学生たちに提供することで、彼らの実践的な知識と技術の向上を図る狙いがありました。
学生たちは、楽曲制作において「元気」や「パワー」をテーマにし、楽しく踊れる楽曲を目指して試行錯誤を重ねました。その結果、子供から大人まで楽しめるキャッチーなメロディーと明るい歌詞が誕生しました。音楽テクノロジー科の籠橋京太朗さんは、「皆さんの背中を押して勇気を与える応援ソングになればうれしい」と語ります。
リードくん体操の振付も学生たちの手によるものです。ダンス&アクターズ科の伊藤南美さんは、「子どもから大人まで楽しめるような振り付けを意識し、多くの人が一緒に踊れるように工夫しました」と振付制作の過程を振り返ります。これにより、観客が一体となって踊れる楽曲が出来上がることが期待されます。
イベント詳細
「リードくん体操」の大披露会は、11月16日(日)にFE名古屋のホームゲーム「ファイティングイーグルス名古屋 vs 群馬クレイサンダーズ」のハーフタイムに開催されます。会場にはリードくんやFE名古屋オフィシャルチアダンスチームFEgirls、そして本プロジェクトに参加した学生らが総勢50名集結し、華やかに体操を披露します。これにより、多くの観客が参加しやすい環境を作り出すことで、プロジェクトの意義がさらに深まるでしょう。
学生たちの思い
多くの学生たちはこのプロジェクトを通じて取得した経験を心に留めています。ダンス&アクターズ科の林那菜瀬さんは、撮影現場の雰囲気やファイティングイーグルス名古屋のサポートを受けながら自分を表現する喜びを感じました。音楽テクノロジー科の竹内優夏さんは、「自分たちのアイデアを発信することができた貴重な経験」であり、プロジェクトを通じて人に喜びを届けることの大切さを学んだと語ります。
この「リードくん体操」の制作プロジェクトは、学生たちの成長だけでなく、地域とのつながりを強化する有意義な試みとなりました。今後もFE名古屋と学校間の産学連携が続くことでさらなる新しいコンテンツが生まれることを期待しています。
この体操が多くの方々に愛されることを願い、私たちの挑戦を見つめていきたいと思います。