渋谷の新たなアートスポット「Kura」でTAKAIの個展を開催

渋谷の新しいオルタナティブスペース「Kura」がTAKAIの個展を迎える

渋谷の中心に新たにオープンしたアートスペース「Kura」では、クリエイティブエージェンシーであるUltraSuperNewが手がける第二弾の展覧会が開催されます。1月18日から31日まで、日本人アーティストTAKAIによる新作個展『INNER OF ROOM』が行われます。TAKAIの作品は、内面的な感情や経験を色彩で表現し、鑑賞者に深いメッセージを伝えます。

TAKAIは1993年生まれの熊本出身のアーティストです。独特なキャリアパスを持つ彼は、高校卒業後に自動車会社で7年間働き、やがてアーティストとしての道を選びました。「人生に無駄なことはない」という信念を持つ彼は、すべての経験が自己理解の糧であると語ります。英語は話せず、言語の壁や新型コロナウイルスのロックダウンを経て、価値観が揺れ動く中で新たな表現手法「溶かす」を生み出しました。これは、絶えず変化する環境の中で自己を見つめ直す過程を反映したものです。

オープニングレセプションは1月17日に開催され、午後7時から9時までの2時間、アートファンや関係者が集まります。TAKAIがどのようにして彼自身の“色彩”を探求し、表現してきたのか、その軌跡を語る特別な機会となります。

TAKAIのアートスタイル

TAKAIの作品は、形ではなく色に重きを置いています。彼の考えによれば、色彩は感情や経験を具体化したものであり、その変化こそが自身の表現の核心です。彼は「変化の中でこそ真の自己を発見できる」と信じており、観る私たちにその旅路を投影しています。

exhibition details

- 会期: 1月18日（土）から1月31日（金）
- 開館時間: 火曜から土曜（14:00〜19:00）
- 休館日: 日曜日・月曜日
- 場所: UltraSuperNew KURA（東京都渋谷区東2-6-18エポック）
- 入場料: 無料

TAKAIの公式Instagram（@takaishiota）では最新の作品や展示の様子を随時更新しています。

また、TAKAI自身のアーティスティックな旅路や彼の作品の背景についても、シンプルかつ深い視点で発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

UltraSuperNewについて

UltraSuperNewは、日本とアジアの若者文化を発信する拠点です。原宿を起点に2016年からシンガポール、2020年にはコロンボへと展開を遂げ、最近ではアムステルダムにも進出しました。彼らの使命は、クリエイティブな作品や展示を通じて、ミレニアル世代やZ世代の声を伝え、地域のクリエイティブコミュニティを支えることです。アートやデザインを通じて、新しい表現と体験を提供する場として、今後の更なる活躍が期待されます。

TAKAIのアートと彼の表現に触れる機会を逃さないよう、是非会場へ足をお運びください。