三菱重工が導入したデジタルツール「Kairos3」とは？成果を紹介

三菱重工パワーインダストリーによる「Kairos3」導入事例

2023年7月7日、カイロスマーケティング株式会社は三菱重工パワーインダストリー株式会社による「Kairos3」の導入事例を発表しました。このツールは、営業活動をデジタル化し、より効率的なマーケティングを実現することを目的としています。

導入に至った背景

三菱重工パワーインダストリーは、顧客との対面での関係構築を図るため長年営業活動を続けてきました。しかし、営業人員に限界があり、顧客との接点を広げることが難しくなってきました。この現状を打破するためには、事業拡大に向けた戦略が必要です。特にデジタルマーケティングを通じて、より多くの顧客と持続的に繋がるための仕組み作りを模索しました。その一環として、外部専門家からの助言もあり「Kairos3」の導入が決まりました。

導入後の成果

「Kairos3」を活用することで、三菱重工は様々なデジタルマーケティング施策を開始しました。その中でも、定期的に配信されるメルマガは顧客からの高い反応を得ることに成功。開封率はなんと約45%、クリック率は約30%と、業界内でも注目される成果を挙げています。さらに、メルマガの活用がセミナーの申し込みや資料ダウンロード数の増加にもつながり、営業部門でもその情報が活用されるようになりました。

営業現場では、問題解決のための情報が流通しやすくなり、部署間の協力も促進されていることが確認されています。こうした流れは、同社の業務効率を高めるだけでなく、社内全体のデジタル化を進める一助となっています。

Kairos3の特徴

「Kairos3」は、データを活用して“次の一手”が見えてくるMA+SFA一体型ツールです。見込み客の管理や営業商談のスケジューリング、商談の記録、さらにはクロージングまで、営業活動を一元管理することで、企業の売上向上に寄与します。デジタルツールを駆使した営業活動は、今後ますます重要になることが予想されます。