NECが能登復興支援プラットフォーム「プロボ能登」に参加し地域支援を強化
NECが能登復興支援プラットフォーム「プロボ能登」に参画
NECグループは、LINEヤフー株式会社と一般社団法人能登官民連携復興センターが共同で創設した「プロボ能登」に参加することになりました。このプラットフォームは、能登地方の復興を目的としており、地域の企業や団体の支援を希望するプロボノ参加者とマッチングを行う役割を果たします。
「プロボ能登」の運営は2025年4月から開始されます。この新しい取り組みにより、能登の地域資源や課題に対して、技術支援を通じて解決策を提供することを目指しています。
NECの支援内容について
NECグループは、「プロボ能登」の取り組みの一環として、特に「一般社団法人 のと復耕ラボ」に対し、支援を行います。このプロジェクトでは、能登の古材を活かすための「古材レスキュー」管理システムの構築に取り組む予定です。古材を用いた地域再生や持続可能な利用促進を図ることが狙いです。
一般社団法人能登官民連携復興センターのセンター長、藤沢烈氏は、NECの参画について感謝の意を示し、同社の技術力や社員のプロボノ活動による知見が能登の復興に大きく貢献することを確信しています。
NECのこれまでの復興支援活動
NECグループは、「令和6年能登半島地震」発生以降、さまざまな復興支援活動を行ってきました。具体的には以下のような取り組みが行われています。
1. 寄付および社員募金: 地震や大雨災害支援のために募金を実施し、2024年1月から2月、10月から11月にかけて寄付を行いました。
2. ボランティア活動: 北陸および首都圏のNEC社員が参加し、がれき撤去や地域交流、復興イベントの運営を行い、延べ200名以上が参加しました。
3. デジタル技術の活用: 石川県の広域データ連携基盤を使って、避難所や仮設住宅などの復旧状況を可視化しました。また、能登の生産者の想いを伝える動画を作成するために地元の会社と連携しました。
4. 石川県産品の振興: 2024年12月には社員食堂で「能登応援ランチ」を提供し、社員向けにオンライン販売キャンペーンも実施する予定です。
今後の展望
NECは、「社会価値の創造」と「持続可能な社会の実現」を掲げ、今後も引き続き能登半島の復興支援に取り組み続けます。このプロボ能登の参加は、地域の復興を促進し、持続可能な未来を築くための重要な一歩となるでしょう。
これらの活動を通じて、NECは地域社会に根ざした企業としての責任を果たし、持続的な支援を続ける姿勢を強化しています。
本件に関する詳細やお問い合わせは、NECコーポレートコミュニケーション統括部までご連絡ください。