災害時における新しい支援の形を体験しよう
2025年10月19日、東京都調布市にて「調布市災害ボランティアセンターICT活用訓練」が開催されます。このイベントは、調布市と調布市社会福祉協議会、そしてサイボウズ株式会社が共同で実施し、地域の防災能力を高めることを目的としています。
訓練の目的
本訓練は、市民、団体、行政が協力して災害時の情報共有と迅速な対応を促進するためのものです。具体的には、ICT(情報通信技術)を駆使してボランティアセンターを運営し、災害発生時の救援活動をサポートします。このプログラムは、去年の調布市での防災サミットの際の経験を活かして設計されています。
訓練内容
訓練当日は、QRコードを使用した受け付け方式や、スマートフォンを活用して支援を求める際の地図化など、実際の災害を想定した実践的な手法が導入されます。この実践により、参加者は災害時に求められるスキルとノウハウを体得し、汎用的な支援体制の構築を目指します。
参加者の要件
参加は調布市民及び地域の社会福祉協議会職員、市職員などが対象で、地域全体での協力体制を強化することが期待されています。訓練は500人を超える参加者が見込まれています。福祉やボランティア活動に興味のある方は、ぜひご参加ください。
参加申し込み
訓練への参加は現在公募中です。興味のある方は、10月15日(水)17時までに「報道関係者取材申込書」を提出する必要があります。また、当日は13時から受付を開始しますので、時間に余裕を持ってお越しください。この機会に災害支援の第一歩を踏み出しましょう。
注意事項
なお、当日は駐車場がないため、公共交通機関をご利用いただくことをお勧めします。調布市市民プラザあくろす3階に直接訪れる際は、現地スタッフの指示に従って行動してください。
サイボウズ株式会社の役割
この訓練の主催者であるサイボウズ株式会社は、2020年に「災害支援プログラム」を開始し、防災活動を支援しています。現在、42都道府県で社会福祉協議会がICTの導入を進めており、過去には能登半島地震HRにおいても自衛隊と連携した支援活動が行われました。今夏には、鹿児島、秋田、静岡でもリモート活動を通じた支援が実施されています。
本訓練を通じて、地域の結束と災害時の迅速な対応を向上させていくことが重要です。ぜひ一緒に地域の防災力を高めていきましょう。