NTTデータビジネスブレインズが新サービス「Slopebase」を開始
2025年10月7日、株式会社NTTデータビジネスブレインズが新しい支出管理クラウド「Slopebase」の提供を始めることを発表しました。このサービスは、社内の業務データを統合的に管理することで、企業の業務効率を最大限に引き出すことを目的としています。
支出管理クラウドとは
支出管理は、企業が日常的に発生する経費や支払いを把握・管理し、無駄なコストを削減するためのプロセスです。しかし、Slopebaseはこの概念を超え、企業内で分散したデータや業務フローを一元的にクラウド上で統合し、リアルタイムでの業務連携や迅速な意思決定を実現します。具体的には、企業内の「誰が・どこで・なぜお金を使っているのか?」という視点から関連業務全体を最適化し、持続可能な業務改革を支援します。
Slopebaseの特徴
Slopebaseは、以下のような特徴を持っています。
1.
組立式(ノーコード): ノーコードで簡単にシステムが構築できるため、特別なITスキルを持っていないビジネスパーソンでも利用しやすいです。
2.
外部システムとの連携: WebAPIを利用することで、他の業務システムとの連携が容易になり、既存システムを置き換えることなくスムーズに導入可能です。
3.
低価格: 月額3万円(税別)から利用できるため、チーム単位での小規模導入からも始めやすいです。これにより、企業はコストを抑えつつ、効果的な業務管理を実現します。
企業のデジタル化の必要性
最近では、企業のデジタル化が進む一方で、パッケージソフトや個別開発システムの乱立によって情報が分散し、不要な手間やミスが生じるケースが増えています。NTTデータビジネスブレインズが行った調査によると、経理担当者が最も無駄だと感じている作業は「データの複数システムへの二重登録」との結果が示されています。これらの問題に直面している企業にとって、Slopebaseは非常に有用な選択肢となるでしょう。
Slopebase導入のメリット
Slopebaseを導入することで、企業は以下のようなメリットを享受できます。
- - 業務の可視化: データをグラフや表で視覚化し、予算と実績の管理を容易にできます。これにより、経営判断の質が向上します。
- - 自動化による効率化: 定期的な業務やデータの集計作業を自動化することにより、手作業によるミスを減らし、担当者はより価値の高い業務に集中できるようになります。
- - 情報の最適化: 効率的なナレッジ管理機能によって、社内に蓄積された知見をデジタル資産として活用し、業務の向上に寄与します。
どんな企業に適しているのか
支出管理クラウド「Slopebase」は、大企業から中小企業、スタートアップ企業まで、さまざまなサイズの企業に対応しています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めたいと考えている企業にとっても、大変有用なサービスと言えるでしょう。
まとめ
この革新的な支出管理クラウド「Slopebase」は、企業の業務データの統合管理を通じて、コストの削減や業務効率化を元に、企業競争力を向上させるサポートを行います。NTTデータビジネスブレインズは、この新たなサービスの提供を通じて、より良いビジネス環境の構築に貢献していくことでしょう。興味のある方は、公式サイト(
Slopebaseサービスサイト)をご覧ください。