小学生が体験する「ライフプロデュース」〜金融教育の新たな試み〜

小学生が体験する「ライフプロデュース」～金融教育の新たな試み～

東京都渋谷区を拠点にするブロードマインド株式会社が中心となり、2024年12月18日に町田市立南第一小学校で、金融・キャリア教育を目的とした出前授業が行われました。対象は小学6年生114名で、カードゲームを活用したプログラムが実施されました。この授業のタイトルは、「ライフプロデュース」～自分らしい人生を叶える攻略法～。

「ライフプロデュース」とは？

「ライフプロデュース」は、受講生が仮想の人生を体験することを通じて、将来の生活設計や準備の重要性を学ぶプログラムです。単にお金を稼ぐことが目的ではなく、限られた資金と時間を駆使して、自分が「叶えたいこと」を実現することを目指します。このようなアプローチにより、生徒たちはお金の使い方や時間管理の重要性を直感的に理解できるのです。

ゲームを通じた学び

授業では、特に「実際の人生を歩んでいるような体験」を強調しており、多くの児童から好評を得ました。中には「予想以上に現実的だった」といった感想や、「思ったよりもお金が足りない瞬間が多かったけれど、その中でどうするかを考えることで楽しかった」といった意見も寄せられました。実生活とは異なり、ゲームでは何度でもやり直しが可能なので、失敗を恐れずに新たな挑戦に取り組む姿勢を育むこともできたようです。

児童たちによると、ゲームを通じて自分の人生について考えさせられる機会となったとのこと。「やりたいことを優先することが人生を楽しむ鍵だと思った」「家族との時間も大切」といった意見が多く、ゲーム後には自分へのアドバイスを書く時間も設けられ、自らの将来を真剣に考えるきっかけとなりました。

本質的な金融教育の必要性

このような取り組みは、金融教育が本質的に必要とされていることを示しています。若い世代において、まだお金についての理解が浅い中、こうした出前授業を通じて、未来に備えるための意識を育てていくことが必要です。

ブロードマインド株式会社の思想

ブロードマインドは「金融の力を解き放つ」というパーパスを持ち、保険や証券、住宅ローンなどを提供することで人々のライフプランを支援する金融サービスのカンパニーです。ワンストップで金融コンサルティングを行いながら、独自の教育プログラム「ブロっこり」なども展開し、既存の金融サービスにとらわれない新しい価値を提供しています。

特に金融教育に対しては積極的に取り組んでおり、学校現場での授業提供を通じて、次世代の子どもたちに必要な金融リテラシーを身につけてもらうことを目指しています。今後も「あるべき姿の金融」を社会に提供し続けることで、理想の人生を実現させるサポートをしていくことでしょう。