2025年のアニメを振り返る
2025-12-30 13:34:45

2025年アニメシーンの頂点を決定!話題作と隠れた名作の全貌

2025年アニメアワードの成果と注目作品



2025年、日本では270本ものアニメが放送され、その中から話題を集めた作品が選ばれました。株式会社ブシロードのグループ組織であるアニメデータインサイトラボが実施した調査により、トレンド指数としてのGoogle検索量とファン指数のX(旧Twitter)投稿数から、どの作品が本当に注目を集めているのかを分析しました。ここでは、その結果を詳しく紹介します。

新作と続編の戦い



2025年の放送作品は、新作204本と続編66本に分かれ、全体の76%が新作という構成です。調査では、一般の認知度を示す「トレンドスコア」とファンの熱量を示す「ファンスコア」の二つの指標をもとに、毎週のデータを追跡しました。これにより、最も支持された作品を選び出し、「年間グランプリ」と「ダークホース賞」を決定しました。

年間グランプリの栄冠 – 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』



トレンドスコアとファンスコアの両方でダントツの成績を収めたのは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』です。この作品は全270作品中、特にファンスコアでは他を圧倒する結果を出しました。最も強い支持を受けた作品として、2025年アニメシーンの「絶対王者」となりました。

トレンドスコア新作TOP5


1. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
2. タコピーの原罪
3. SAKAMOTO DAYS
4. ぬきたし THE ANIMATION
5. メダリスト

注目すべきは、5位の『メダリスト』です。これは後ほど紹介するダークホース賞でも上位にランクインしており、一般層への広がりとファンからの支持を両立させた稀有な作品と言えるでしょう。

ファンスコア新作TOP5


1. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
2. メダリスト
3. 銀河特急ミルキー☆サブウェイ
4. 光が死んだ夏
5. タコピーの原罪

このように、ファンスコアでは『メダリスト』が2位に入る一方で、『タコピーの原罪』は広く話題となりました。

続編の強さと新しい挑戦



続編もやはり強力な存在です。全体のトレンドスコアから見た作品のランキングにおいても、続編の人気が顕著に表れました。

全体TOP10トレンドスコア


1. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX (新作)
2. 僕のヒーローアカデミアFINALSEASON (続編)
3. 薬屋のひとりごと第2期 (続編)
4. キングダム第6シリーズ (続編)
5. タコピーの原罪 (新作)
6. 怪獣8号 第2期(続編)
7. SAKAMOTO DAYS 第2クール (続編)
8. Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season(続編)
9. ワンパンマン 第3期(続編)
10. ダンダダン 第2期(続編)

続編の力強さに加えて、新作も健闘を見せており、アニメの多様性を伺わせます。

ダークホース賞 – 『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』の躍進



特に注目されたのは「ダークホース賞」を受賞した『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』です。この作品は初週の数字から驚くべき伸びを見せ、トレンドスコアは20倍、ファンスコアは31.2倍を記録しました。放送開始時には期待されていなかったにも関わらず、口コミで話題となり、最終的には高い評価を受けることになりました。

まとめ



2025年のアニメシーンは、急成長する作品が相次いだ年でした。初回からのバズに頼らず、質の高いコンテンツが口コミを通じて広がる様子は、新たな視点を提供してくれました。今後もこの流れが続くことを期待しています。

著者について


レポート著者の株式会社SevenDayDreamers 湯通堂圭祐氏は、データ分析と成長ハックに取り組む専門家です。アニメ・ゲーム・音楽を通じて、多様なコンテンツIPの価値最大化を目指しています。

権利表記


© 創通・サンライズ
© 亀山陽平/タイタン工業
©️Anime Data Insight Lab


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