いすゞ自動車販売グループが『マネーフォワードクラウドインボイス』を導入し業務効率化

いすゞ自動車販売グループが『マネーフォワードクラウドインボイス』を導入

いすゞ自動車販売グループは、株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワードクラウドインボイス』の導入を決定しました。このシステムは、請求書や納品書などの電子化を通じて業務の効率化を図るものであり、特にペーパーレス化を促進し、コスト削減につながると期待されています。

導入の背景と課題

近年の物価高騰に伴い、いすゞ自動車販売グループは紙代や郵送代が増大し、請求書業務のコスト負担が大きくなっていました。さらに、従来の請求書発行システムは古く、請求書と明細が異なるシステムから出力されるため、データ統合作業に多くの時間と労力がかかっていました。これにより、担当者の業務負担が増加し、取引先からの問い合わせも増加していました。

このような状況を打破すべく、いすゞ自動車販売グループと7つの販売会社は、システムインテグレーターのいすゞシステムサービスと共に、請求書業務の電子化を目指すプロジェクトを立ち上げました。

導入の決め手

『マネーフォワードクラウドインボイス』の導入を決めた最大の理由は、複雑な請求書フォーマットを簡単に再現できる帳票作成機能や、請求書を自由なタイミングで送付できる機能です。また、電子化による取引先からの問い合わせの工数削減効果や、将来的な機能拡張への期待も大きな要因となりました。

従来の郵送システムでは、請求書のデータをアウトソース先へ送信する際にスケジュールが厳しく、遅れが発生した際には手動で対応しなければならないという課題がありました。新システムでは、これらの制約が解消され、どのタイミングでも請求書を送付できるという柔軟性を評価されています。

いすゞ自動車販売の評価

いすゞ自動車販売の財務経理グループ部長、大川戸様、日置様、西澤様は、次のようにコメントしています。「人件費や郵送料金の上昇により、アウトソースコストが増大していましたが、『マネーフォワードクラウドインボイス』を導入することで、既存のアウトソース先を継続した場合に比べ約24%のコスト削減が見込まれています。また、請求書発行のタイミングが自由になることで、現場の業務負担も軽減されると期待しています。」

この導入は、ペーパーレス化と業務効率化を目指す企業の一歩であり、環境への配慮にも貢献するものとして重要視されています。