地元社会とのつながりを深める育林活動
2025年10月11日、東京都の「企業の森」において、三菱HCキャピタルグループの社員とその家族が参加した育林活動が行われました。この活動は「花粉の少ない森づくり運動」の一環として、花粉を多く飛散するスギやヒノキの人工林を伐採し、花粉の少ない種類のスギなどに植え替えることを目的としています。
この取り組みは、東京都や公益財団法人東京都農林水産振興財団が推進するもので、企業や団体の協賛によって進められています。三菱HCキャピタルグループも2019年からこの活動に賛同し、東京都八王子市上恩方町にある2.52ヘクタールの森林を「三菱HCキャピタルグループの森」として整備する協定を東京都と締結しました。
育林活動の内容と取り組みの背景
当日は、社員とその家族28名が集まり、下草刈りや植林作業を行いました。育林活動に先立ち、株式会社グリーンエルムの西野文貴社長をゲストスピーカーとして招き、社員向けのセミナーが開催されました。このセミナーでは「木を植える意味、森を育てる意味―企業ができること―」というテーマで、環境問題や企業の役割についての理解を深めました。
本活動は、環境保護に取り組むだけでなく、社員自身の成長や社内の絆を深める機会ともなっています。社員たちが森づくりに参加することで、自然との関わりを感じながら、人間関係を築くことができるのです。
社会貢献活動の一環としての位置付け
三菱HCキャピタルグループは、社会貢献活動方針を掲げ、「環境」「人づくり」「福祉・健康」「安全・安心」「地域貢献」を重点テーマに設定しています。これに基づき、世界中で様々なチャリティやボランティア活動を展開し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。
社員に対しては、社会貢献活動に参加する機会を提供することで、日常の業務や生活における意識の変化を促進しています。このようにして、企業が社会的課題の解決に寄与し、豊かな未来を築くことを目指しています。
今後の展望
今後、三菱HCキャピタルグループは引き続き、社員とその家族が参加できる育林活動を実施し、持続可能な社会を実現するための一助となることを目指します。社員一人ひとりが森づくりに関わることにより、自然環境への意識が高まり、企業全体の価値観や行動が変化することが期待されています。これからも活動の輪を広げ、地域社会への貢献を続けていくことでしょう。