クラスコグループ、過去最高売上75.8億円を達成し2030年ビジョンへ前進

クラスコグループ、過去最高売上75.8億円を達成

不動産仲介、管理、リノベーションなどを手掛けるクラスコグループが、2024年度の連結売上高で過去最高となる75.8億円を記録しました。これは、令和6年の能登半島地震や歴史的なインフレなど厳しい環境の中で達成されたものであり、クラスコの事業運営における強力な基盤があってこそ実現した結果です。

売上成長を支えた3つの要素

過去最高の売上を実現する要因は、地域ナンバーワンのデータ活用を基盤にした仲介および管理体制、独自の「家賃アップ戦略」と「業務効率化」による成長サイクルの確立にあります。これらの要素が、クラスコの2030年ビジョン「GO100」へ向けた成長エンジンとなっています。

1. 北陸No.1の仲介・管理体制

クラスコは石川県において、12年連続の賃貸仲介第1位を誇り、北陸エリアでも管理戸数が4年連続で1位を獲得しています。この膨大な実績に基づいたデータを駆使して、空室解消までの時間を最短化する独自のリーシングシステムを構築しています。長年の経験とAIを駆使して賃貸市場を分析し、最適な賃料を設定することでオーナーの利益を最大化しています。

2. インフレを乗り越える家賃アップ戦略

クラスコは、家賃を下げるのではなく、デザインや戦略的価値の向上を通じて、賃貸物件の競争力を高めるアプローチを取っています。特に、全国賃貸リノベーションブランド「Renotta」の展開により、築年数の古い物件でも高い相場での賃貸が実現され、オーナーへの新たなキャッシュフローも生まれています。

3. AI活用と人材育成

クラスコはAIを単なる「効率化ツール」としてではなく、社員教育のパートナーとして活用しています。定期的な勉強会やEラーニングを通じて、社員が早期にプロとして成長できる環境を整えています。これにより、ナレッジ共有を促進し、ベテラン社員がコンサルティング業務に専念できるようにしています。

社会的責任と地域貢献

能登半島地震発生後、クラスコは地元企業として迅速に住宅支援を行い、地域の復興へ貢献しました。家賃アップ戦略は地域全体の賃貸物件の質を向上させ、持続可能な街づくりにも寄与しています。クラスコは「GO FUN LIFE（楽しい人生）」を地域社会全体で実現することを目指しています。

代表小村典弘のコメント

「75.8億円という売上は、2030年に目指す100億円という大目標に向けた重要なステップです。我々の目指す先は単なる成長ではなく、人々の日常をより豊かにする仕事をしていくことです。オーナー様、入居者様、そして社員の三方が幸せになるビジョンを、実現していきます。」

クラスコグループは、今後もさらなる成長と地域への貢献を続けていくことでしょう。日本の不動産業界をより豊かでクリエイティブなものにするべく、その挑戦は続きます。