PLAZA全店でのPOPPO導入とその成果
ライフスタイルストアのPLAZAが、全店舗で業務のデジタル化を進めるため、SaaS型の伝票レスシステム『POPPO』を導入しました。この取り組みは、業務効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも大きく寄与しています。今回は、株式会社スタイリングライフ・ホールディングスのエグゼクティブプレジデント鈴木様と、店舗運営部の課長小林様にお話を伺いました。
導入の背景
鈴木様は、導入前の大きな課題として紙の伝票や頻繁な電話対応を挙げました。特に、若い世代にとっては電話対応が煩わしいと感じられており、その解消が急務でした。小林様も、全国に店舗を持つため、シンプルかつ統一した運用が重要だと強調しました。
g社はPOPPOを選んだ理由についても鈴木様が詳しく説明しています。アイエント株式会社の代表である大森氏との相談からスタートし、多くのスタッフの興味を集め、導入に繋がりました。ユーザーの要望に応える姿勢が強く、実際の運用からのフィードバックをもとにサービスを共に育てていく感覚が好印象でした。
導入の効果
実際に導入を進めた当初から、現場の反応は好評でした。数店舗でのトライアルの結果、スタッフからは「便利になった」との声が多く届きました。小林様は、最初の5店舗の運用で得られた意見を基に、全店にスムーズに展開できたことが成功の要因だと語ります。
導入されたPOPPOによって、特筆すべき成果は電話対応にかかる工数の大幅削減です。以前は、1人のお客様に数回電話をかけることがあり、引き継ぎ作業にも多くの時間が割かれていました。しかし、POPPOがSMS通知を可能にすることで、これらの作業が効率化され、スタッフは本来の業務である顧客対応に集中できるようになりました。また、顧客側も電話でのやりとりから解放され、利便性の向上を体感しています。
今後の展望
今後、POPPOにはさらなる機能の強化が期待されています。収集されたデータの分析や可視化ができる仕組みが整えば、店舗運営の質がさらに向上すると小林様は考えています。また、全国の店舗における一括管理機能の強化も求められており、より効果的な運用を目指しています。
最後に、両名は、POPPOのようなシステムが他業態へも広がりを見せ、自身が顧客としてもより便利さを感じられることを望んでいます。PLAZAが目指すのは、常に進化し続けるライフモチベートブランドとしての役割です。消費者にとって、より便利でストレスフリーなショッピング体験を実現するための取り組みは、今後も続いていくでしょう。