地震救助訓練会
2025-04-09 17:30:20

全国初の実践的救助訓練会、地震に備えた新設備を導入

全国初の救助・医療訓練会開催



株式会社減災ソリューションズは、地震による建物倒壊現場での救助や医療活動を実践的に学べる新しい訓練設備「Rescue Training Module™」を開発しました。この設備は日本大学理工学部建築学科の宮里直也教授の監修のもと、特に実践的かつ体系的な救助・医療連携を可能にします。

2025年4月19日と20日の2日間、千葉県船橋市にある日本大学船橋キャンパスで、全国の救助・医療関係者を対象とした専門訓練会が開催される予定です。参加者は消防救助隊や医師、看護師、救急救命士、さらに行政関係者など約100名が見込まれています。

「Rescue Training Module™」の特徴


「Rescue Training Module™」は、可搬型のモジュールで「典型的な倒壊構造」を安全に再現できます。これまで難しかった、崩落した建物内での救助・医療訓練を実施することが可能です。特に、クラッシュ症候群(Crush Syndrome)への対応を重視した設計であり、救助と医療を同時に行うための環境を整えることに成功しています。

本モジュールの開発には、過去の地震災害のデータや要救助者の状況を詳細に分析し、実践的かつ教育的な訓練環境を目指しました。これにより、消防団や地域住民による共助訓練といった幅広い対象にも対応が可能です。

教育現場における意義


阪神・淡路大震災から学んだ教訓を背景に、「Rescue Training Module™」の必要性はますます高まっています。過去の大地震では、急変した被災者をいかに迅速に救助し、医療活動を行うかが生死を分ける crucialな要素であったことを、現場での貴重な実体験から知る専門家が多くいます。

日本救急医学会の阪本太吾氏も、この訓練会の重要性を訴えています。「救助と医療が連携することが、命を救う鍵である」との認識は、全国割合を持つことが急務。しかし、これまでの日本には、そうした訓練を実施できる環境が整っていなかったことが課題です。

訓練会の開催概要


開催される訓練会は、以下の詳細で行われます。・日時: 2025年4月19日(土)・20日(日)9:00~18:30(受付8:30~)・会場: 日本大学船橋キャンパス 大型構造物試験棟付近・主催: 株式会社減災ソリューションズ・協力: 日本大学理工学部・ダスキン レントオール事業部など・対象: 消防救助隊、医療従事者、行政関係者など約100名

この訓練会は無料で参加可能で、実践的な環境での経験が得られる貴重な機会です。

取材のご案内


報道関係者の取材も歓迎していますので、興味のある方は直接ご連絡ください。

この「Rescue Training Module™」を通じて、将来的には地域の災害対応力が強化され、人材育成が進むことが期待されています。今後の展開も注目されます。


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