業界初の赤果肉林檎を使った夢のシュトーレン
新たに発売される「キルトピンクシュトーレン」は、春夏秋冬の果物をイメージした菓子プロジェクトの第一弾です。特に注目すべきは、長野県で生まれた幻の赤果肉林檎「キルトピンク」を贅沢に使用している点。製造には、ドイツ本場のクリスマス伝統菓子シュトーレンに造詣の深いパン職人、JOURSの加藤太一氏が関与しています。
キルトピンクとは
キルトピンクは、長野県で令和6年に品種登録されたばかりの新しい品種。果肉が鮮やかなピンク色で、シャキっとした歯応えと強い酸味、さらに高い糖度を誇ります。これまで市場には出回っておらず、宮下果樹園の宮下直也氏が熱意を持って栽培に挑みました。
この林檎は、100年以上の知恵を生かして樹上でじっくり完熟させられ、ふわっとした甘さとフルーティーな酸味が特徴です。その結果、通常の林檎とは一線を画す、濃厚な風味が楽しめる逸品が完成しました。
JOURSとの特別なコラボレーション
宮下果樹園は「フルーツで人生をPOPに!」を理念に、さまざまなフードクリエイターとコラボし、ユニークな体験を提供しています。加藤氏がJOURSの二代目オーナーとして仕掛ける新しいシュトーレンの開発では、キルトピンクという林檎の特性を最大限に生かすため、素材選びからその全工程をデザインしました。
シュトーレンの魅力は、さまざまなフルーツやナッツが入り、テイストのバリエーションが楽しめる点ですが、今回はキルトピンクに拘った特別なレシピが誕生しました。果肉の状態で使うだけでなく、完熟キルトピンクをフランスのカルバドスに漬け込み、シナモン香るスパイスシロップを加えることで、深い味わいを生み出しています。
驚きの仕上げ
キルトピンクシュトーレンは、バターの風味に包まれた絶妙な口どけが楽しめます。仕上げには、特製の「りんご由来のピンク粉糖」が全体を華やかに彩り、見た目にも美しい逸品に仕上げらています。この粉糖は、キルトピンクのアントシアニンを活かし、通常の粉糖とは異なる、全く新しい体験を与えてくれます。
限定100本の販売
この限定100本のキルトピンクシュトーレンは、予約販売形式で、価格は5,500円(税込)。予約は12月13日から開始され、締切は12月19日までです。購入は公式WEBストア、または受取り専用のJOURS駅前店から可能です。
まとめ
フルーツの深みを引き出し、洗練されたデザインで仕上げたこのシュトーレンは、単なるお菓子の枠を超えた特別な体験を提供してくれることでしょう。日本の四季を感じられるこの新しい挑戦を、ぜひお見逃しなく!