東京都の保活ワンストッププロジェクトにユニファが参画
東京都では近年、保育園の入園手続きから見学予約まで、さまざまな保活に関する機能を一元化した「保活ワンストッププロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、一般財団法人GovTech東京との協働で実施され、地域の保育施設での負担軽減を目指しています。ユニファ株式会社の提供する保育ICTシステム「ルクミー」も、保育施設側のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために本プロジェクトに参画します。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、2024年10月31日より板橋区、足立区、調布市の126の保育施設でスタートします。具体的には、保活に関する情報を集約した基盤を整備し、民間の保育関連サイトや保育施設のシステムと連携させることで、保育施設情報の検索や見学予約、入所申請をオンラインで行うことができるようにします。このようにして、保護者の負担を軽減し、よりスムーズな保活を実現します。
保育施設側のDXを進める「ルクミー」
「ルクミー」の導入により、保育施設の業務効率化が期待されます。これは、保護者が園の見学を希望した際に、「ルクミー」上でその予約状況を簡単に確認できる仕組みです。保護者が予約をすると、システムから自動的に通知が届き確認が可能です。これにより、保育士の業務は軽減され、保護者にとっても利便性が向上します。
ユニファと「ルクミー」の特徴
「ルクミー」は、子どもたちの登降園の管理をはじめ、保育計画の作成や連絡帳の作成、さらには午睡チェックを行うセンサーなど、保育業務を全面的に支援します。これまでに、多くの保育施設で導入されており、その利用者数は20,000を超えています。また、業務効率を向上させ、保育にとって重要な時間を生み出すことを目指しています。
ユニファの取り組み
ユニファ株式会社は、保育や育児に関するテクノロジーを駆使し、地域社会に貢献することを目指している企業です。「ルクミー」を通じて、保育士の負担を軽減し、より働きやすい環境づくりを行っています。これにより、子どもたちとのひとときを大切にしながらも、業務の効率化を進めることができると考えています。
まとめ
東京都の「保活ワンストッププロジェクト」は、子育て支援を加速するための重要なステップです。ユニファの「ルクミー」との連携により、保育施設のDX化が進むことで、保護者や保育士の負担が軽減され、子どもたちにとってもより良い環境が生まれることでしょう。この取り組みは、東京都だけでなく、全国への波及効果も期待されます。今後の進展にぜひ注目していきましょう。