東京で開催されるノーベル平和賞カンファレンス
2024年7月27日、東京の上智大学において、「核兵器の脅威への対応」をテーマとしたノーベル平和賞カンファレンスが開催されます。このイベントは、原爆投下から80年という節目を迎え、核兵器に対する理解を深めることを目的としています。
背景
今、世界は冷戦後最大の核使用リスクに直面しています。特に日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて、国内外で核兵器問題への関心が高まってきました。そこで、ノルウェー・ノーベル研究所は、日本被団協および上智大学と共催で、初めて母国以外でのカンファレンスを東京で実施することになりました。
イベントの詳細
イベントは、対面とオンラインでの参加が可能です。対面では、上智大学の四谷キャンパスで行われ、一般の方や高校生、上智大学の学生も参加できます。参加費は無料で、対面参加希望者は、先着順での申し込みが必要です。また、イベントは上智大学公式YouTubeチャンネルでもライブ配信されます。
開催日時と場所
- - 日時:2024年7月27日(日)14時~16時15分
- - 場所:上智大学四谷キャンパス 6号館1階 101室(駐車場なし)
参加方法
一般の方は上智大学の公式サイトから事前に申し込みが必要ですが、オンライン視聴の場合は申し込みは不要です。
基調講演
当日、基調講演にはノーベル平和賞カンファレンスのキーパーソンが登壇します。
- - ヨルゲン・バトネ・フリードネス(ノルウェー・ノーベル委員会 委員長)
- - 田中 熙巳(日本被団協 代表委員)
- - 児玉 三智子(日本被団協 事務局次長)
さらに、上智大学管弦楽団による特別演奏が披露され、参加者に感動の時間を提供します。
パネル討論
基調講演の後には、各界の専門家によるパネル討論が行われます。進行は、クリスチャン・ベルグ・ハルプヴィ-ケン氏(ノーベル研究所 所長)が担当し、核兵器廃絶に向けた意見交換が行われる予定です。このパネル討論には、以下の方々が登壇します。
- - アスレ・トーヤ(ノルウェー・ノーベル委員会 副委員長)
- - 秋山 信将(日本一橋大学法学部 教授)
- - 中村 桂子(長崎大学 核兵器廃絶研究センター 准教授)
- - 小松 太郎(上智大学 総合人間科学部 教授)
参加者は、各分野の専門家たちの視点を通じて、核兵器問題に対する理解を深める機会を得ることができます。
まとめ
このカンファレンスは、核兵器の脅威について深く考え、未来に向けた平和の道筋を模索するための重要な場です。ぜひ、この機会に参加し、平和のために何ができるのか、一緒に考えてみませんか?参加をお待ちしています。