ヤマハとオートバックスが協力！新しい車載スピーカーが登場

ヤマハとオートバックスが共同開発する車載スピーカー

近年、音楽配信サービスの普及により、車の中でも高品質な音楽を楽しむことが求められています。そのニーズに応えるべく、ヤマハ株式会社は株式会社オートバックスセブンと手を組み、アフターマーケット向けの車載スピーカーを共同開発しています。本記事では、この新プロジェクトの内容や特長、そして展示情報について詳しくお伝えします。

プロジェクトの背景

移動中でも快適に音楽を楽しむためのスピーカー選びが重要な中、ヤマハはその音響技術を結集し、世界に誇る音質を追求しています。オートバックスセブンは、カー用品業界での豊富な経験を生かし、顧客の声を反映させた製品開発を進めています。両社の強みを融合させることで、“表現者の意図が伝わる『本物の楽器の音』”を多くの人々に届けようとしています。

新しいスピーカーの特長

1. ザイロン®複合材振動板
ヤマハのフラッグシップスピーカー「NS-5000」にも採用されているザイロン®を使用し、驚異的な強度と弾性を持つ振動板を実現。この素材により、軽量かつ高剛性を持ち、明瞭でスピード感のあるサウンドを造り出します。
さらに、ウーファーとツィーターが同一素材であるため、低音から高音までが自然に繋がり、楽器本来の音色を忠実に再現します。

2. 振動抑制機構「Isolation Frame」
スピーカーの振動やドアパネルの共鳴が引き起こす不要な音を抑える「Isolation Frame」を採用しています。この技術は、スピーカーからドアへの振動伝達を抑制するもので、従来のデッドニング技術に比べて交換作業だけで高音質を実現します。