被災地支援「宏きな樹カフェ・コンサート」の開催
2026年2月7日と8日の2日間、石川県珠洲市で「宏きな樹カフェ・コンサート」が開催されました。この取り組みは、認定NPO法人あっちこっちが行う能登半島地震の支援活動の一環であり、音楽の力を借りて地域住民を勇気づけるためのイベントです。
地震から2年、未だ続く復興の道
能登半島地震から早2年、珠洲市では公費解体が進められつつも、震災の影響が色濃く残る状況です。倒れたままの電柱や解体中の住宅が、過去の記憶を思い起こさせます。そんな中で、芸術を通じた支援の必要性がますます高まっています。
実施内容と地域の反応
初日は「本町ステーション」で行われ、2日目は「すずっこひろば」というこども向けの居場所で開催されました。悪天候の中でも、想定を上回る参加者が集まり、両日で合計89名以上がコンサートに訪れました。参加者は手作りのアーモンドヌガー・チョコクッキーと共に、挽きたての珈琲を楽しみながら、演奏を鑑賞しました。
演奏を手がけたのはフルートの竹内あすかさんとピアノの槙和馬さん。音楽が響く中、参加者は自然と口ずさむ場面も見られ、温かい雰囲気が会場を包み込みました。参加者からは、「心が癒された」「フルートとピアノのハーモニーが素晴らしかった」といった好評の声が寄せられました。
ボランティアの力
このイベントは、ボランティア団体である「非営利法人あっちこっち」と共に行われました。ボランティアたちは、音楽だけでなく、お菓子作りにも情熱を注ぎました。参加者からのメッセージが入ったクッキーは、被災地の住民に向けた暖かい心がけの現れです。特に学生たちも積極的に関与しており、「被災地の現状を知る良い機会でした」などの感想が寄せられました。
地域からの声
珠洲市の浦秀一市議は、このようなイベントが地域の外出のきっかけになると述べ、参加者の笑顔に感謝の意を表しました。他にも、演奏者の竹内さんや槙さんも珠洲市の魅力と地域活動に感謝を述べ、音楽を通じた人々のつながりの重要性を語りました。
今後の活動について
認定NPO法人あっちこっちのスタッフは、これまでの活動が多くの人に支持されていることを実感し、今後も住民とともに歩んでいくことの重要性を強調しました。音楽は、ただの娯楽ではなく、人々の心を癒す力を持っていると改めて認識される機会となりました。
終わりに
大学2年生としてこの活動に参加させてもらった私は、具体的な支援のかたちを学び、有意義な体験をしました。これからも音楽やアートを通じた支援活動が広がり、被災地の復興に寄与することを願っています。
「宏きな樹カフェ・コンサート」を通じて、珠洲市はもちろん、全国の被災地に、地域の人たちの幸せが届くことを願っています。