上方落語をきく会
2025-02-14 17:15:42

桂米團治が魅せる!上方落語の集大成、国立文楽劇場での特別会

桂米團治が魅せる!上方落語の集大成、国立文楽劇場での特別会



2025年2月16日(日)、大阪の国立文楽劇場で「上方落語をきく会」が行われます。このイベントは、1965年に始まり、以来多くのファンに愛されてきた上方落語の集大成とも言える落語会です。今回は通算123回目を迎え、昼夜の二公演が予定されていますが、特に昼の部では、桂米團治師匠がトリを担当します。

落語界の重鎮たちが集結



昼の部には、桂米團治のほかに、笑福亭松喬、桂米紫、桂佐ん吉、月亭方正、林家染八、桂りょうばといった実力派が揃います。歌舞伎を知らなくても楽しめる芝居噺が多彩に披露されるため、落語初心者でも安心して観ることができます。さらに、当日はABCラジオにて生放送も行われるので、自宅で楽しむこともできます。

桂米團治師匠へのインタビュー



この公演に際し、ABCアナウンサーの桂紗綾は桂米團治師匠にインタビューを行い、彼の思い出やこれからの展望について深掘りしました。米團治師匠は、お父シ師匠の桂米朝が今年、生誕100周年を迎えたことを振り返り、その偉大な影響を受けたことを語りました。米朝師匠の顕彰碑が住吉大社に建立されたことや、尼崎での回顧展も開催される予定です。

「猫の忠信」を披露



米團治師匠は、トリを飾るにふさわしい「猫の忠信」を披露する予定です。「猫の忠信」は先代米團治師匠が大切にしていたネタで、歌舞伎「義経千本桜」のパロディとしても知られています。この話を通じて、桂米團治の独自の世界観やキャラクターを楽しめることでしょう。彼の過去の独演会でのパフォーマンスが話題となった「猫忠」の一幕にも注目です。

落語の楽しみ方



この落語会は、上方落語の伝統を継承しつつ、現代の視点で評価される新しい魅力を提示します。特に、米團治師匠のような実力派から若手までがそろうことで、観客はさまざまなスタイルの落語を楽しむことができます。落語の醍醐味は、その場での生のパフォーマンスを通じて、ストーリーを共有し、観客に笑いや感動を提供することです。

文化の継承を見届けよう



この特別な日には、業界の大御所たちが一同に集結し、上方落語の深い魅力を存分にお楽しみいただけます。また、昼の部の詳細や公演情報については、ABCラジオの公式サイトで確認が可能です。入場券はすでに完売していますが、アーカイブ放送なども利用し、改めて楽しむこともできるかもしれません。落語の真髄を感じるこの機会をお見逃しなく!


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