売れるネット広告社グループが描く越境ECの未来
売れるネット広告社グループ(証券コード:9235)が、米国アジア食品Eコマースプラットフォーム「Weee!」に新たに参入することを発表しました。このプロジェクトは、グループの海外戦略の次なるステップに位置付けられ、越境ECの新しい進展となることでしょう。
Weee!の魅力とは
Weee!は、アメリカ合衆国におけるアジア系消費者特化のECプラットフォームとして2015年に設立され、急速に成長を遂げています。全米の主要都市に配送網を整え、アジアの食材や日用品を翌日配達できるサービスを提供しています。2023年には評価額が約41億ドルに達し、アジア食材市場の先頭を走る存在となりました。
このプラットフォームの成功の背景には、アジア系移民人口の増加と、日本の「母国の味」を求めるニーズの高まりがあります。市場は2024年から2030年まで年平均成長率が7%以上と予測されており、Weee!はその成長をリードする存在です。
新たな挑戦「運営代行サービス」
今回のプロジェクトは、Weee!内で「日本ブランド商品の運営支援と販売代行」を実施することを目指しています。これにより、日本企業がWeee!に出店する際の商品登録や販促設計などの包括的な支援を行い、リピート購買を最大化する提案をします。また、得られた消費データをもとに、日本市場でも活用できるようにフィードバックを行う仕組みを構築します。
売れる越境EC社ならではの強み
私たちの強みは、「最強の売れるノウハウ®」を基にしたD2Cマーケティング技術と、既存のTikTokライブコマース支援や中国版TikTok「抖音」での豊富な越境販売経験です。この実績に基づいて、Weee!のようなプラットフォームにおいても運営パートナーとしての機能を果たしていきます。
さらに、SaaS型プロダクト『売れるD2Cつくーる』などを通じて、AIでの最適化も視野に入れた運営モデルの展開を狙っています。その結果、将来的には「AI × 越境 × SaaS」の統合モデルでグローバルな成長を実現することを見据えています。
未来の展望
今後は、Weee!市場への参入調査や米国内の物流パートナーの選定、試験的出店などを経て、2026年度以降に正式なサービスを展開する予定です。また、北米やアジアを中心に、今後は複数のプラットフォームへの展開も視野に入れています。売れるネット広告社グループは、越境運営のハブ企業としての進化を目指し、グローバルな収益基盤の拡充を図っていく方針です。
このプロジェクトは単なるビジョンではなく、未来の市場を作るための具体的なステップとなります。私たちの挑戦の第一歩を皆様も見守っていただければ幸いです。