省エネ診断機関としての新たなスタート
株式会社プランベースが、経済産業省資源エネルギー庁の省エネ診断機関として登録されることが発表されました。これは、中小企業や小規模事業者のエネルギー利用効率を向上させるための支援策の一環です。2025年12月4日付で正式に登記されるこの取り組みは、エネルギーコストの削減を目指す中小企業にとって、有益なサポートを提供するものとなるでしょう。
経済産業省のサポートを受けた診断サービス
プランベースは、経済産業省が進める中小企業支援プログラムに基づき、省エネの専門家による診断サービスを導入します。これにより、工場やオフィス、店舗などの施設内でのエネルギー消費状況を見極め、改善すべき項目を専門のアドバイザーが提案します。この診断は、各事業場の状況に応じた柔軟な計画が立てられ、エネルギー効率を最大化することにつながるでしょう。
多様な対応メニュー
プランベースでは、次のような診断メニューを提供しています。
1.
ウォークスルー診断
事業所全体のエネルギー設備を網羅的に診断するプランで、規模に応じた料金設定があります。
2.
設備単位プラン
空調や照明など特定の設備に絞った診断プラン。この方式は特定の問題を迅速に改善するのに効果的です。
3.
IT診断
計測機器を用いて、エネルギー使用状況を可視化し、各種センサーを通じてデータを集めます。これにより、具体的な省エネ改善案を提示します。
専門家の実績と信頼性
プランベースは、東京大学発のコンサルティング会社として、数多くの中小企業支援を手掛けています。これまで1,500社以上の補助金申請を支援し、150億円以上の資金獲得実績があります。また、中小企業診断士や行政書士といった専門家が在籍しており、幅広い経営課題への対応が可能です。
代表者のメッセージ
代表取締役の武衣貴志氏は、「今回の採択は、会社の支援を必要とする企業の役に立ち、地域経済の競争力向上に寄与する重要な一歩です。」と述べており、これからの挑戦に力を入れていく意向を示しています。エネルギー価格が上昇する中、企業が持続的に成長するためには、省エネ対策が不可欠です。プランベースはその実効性が高い支援を通じて、中小企業とともに成長を目指します。
お問い合わせ先
省エネ診断に関心のある企業は、特設ウェブサイトにアクセスし、お問い合わせを行うことができます。今後はより多くの企業がエネルギーコスト削減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。
省エネ診断を通して、企業の成長と地域経済の発展に寄与していきます。