Comorisが提供するシェアフォレストサービス
都市の空き地を利用した新しい形の森づくり、シェアフォレスト「Comoris(コモリス)」が2025年春に常設拠点をオープンします。Comoris DAO合同会社が運営するこのサービスは、分散型自律組織(DAO)の仕組みを活かしており、地域住民が主体となって小さな森を育てています。
1. Comorisの概要
Comorisは、都市内の未使用地や空き地を“森”に変えることで、新たな地域の価値を提供する事業です。利用者はシェアメンバーとして登録し、森の育成や管理に参加しながら、自然体験やワークショップ、地域との交流イベントなどに参加できます。これにより、単なる場所としての利用を超えて、地域コミュニティに貢献する活動が可能になります。
特に注目すべきは土地オーナーへの新たな価値の創出です。彼らはComorisの仕組みを通じて不動産の保有コストを軽減できるだけでなく、地域への環境的価値や地域活動の賑わいを生み出すことができます。
2. 代々木上原の新しい拠点
昨年、代々木上原で期間限定のコンセプトモデルとして実施されたComorisの活動が、今春、正式に常設拠点「Comoris代々木上原」として再始動します。新しい拠点では、環境改善活動を通じて少しずつ森を育てる以外にも、畑やビオトープを設けることができ、広がりを持たせています。周辺にはおしゃれな古着屋やビストロもあり、地域住民との交流も促進されます。
新拠点のキックオフ日は2025年4月26日。メンバーを15〜20名募集中です。代々木八幡駅や代々木上原駅から徒歩圏内でアクセスも良好です。
3. メンバーシップ制度の魅力
メンバーシップには、月額9,000円(一般)または月額5,000円(学生)という会費が必要ですが、その会費に見合う特典が豊富に用意されています。シェアフォレスト利用権や地域イベントへの優先参加権、オンラインコミュニティへのアクセス権などが含まれます。また、メンバーの活動に応じてComorisトークンが付与される仕組みもあります。
活動内容は、森づくりや維持管理、自然体験や地域交流イベントの開催です。アクティビティは季節ごとに計画されており、春から夏にかけてはフィールドワークや土地環境改善のワークショップ、植樹や夏野菜の収穫祭といった多彩なプログラムが用意されています。
4. 未来への展望
Comorisは、地域住民との繋がりを強め、環境に優しい都市生活を実現するための新しい枠組みです。定期的な活動を通じて地域が活性化され、コミュニティの形成が進むことが期待されます。また、持続可能な環境と地域経済の発展が循環する仕組みを構築し、未来の街の姿を描く基盤となることでしょう。
興味のある方は、2025年4月8日までに募集要項をご確認の上、お申し込みください。
Comoris公式サイトから詳細情報を得られます。今後の都市の新たな姿、皆さんも参加してみませんか?