新しい視点で認知症に迫る!「認知症世界の歩き方 MNTI」
認知症という言葉を聞くと、多くの人が恐れを抱くかもしれません。しかし、テオリア・テクノロジーズと特定非営利活動法人issue+designが新たにリリースした「認知症世界の歩き方 MNTI」は、その概念を変える可能性を秘めています。自己の認知機能タイプをチェックし、自分に合った情報を見つけることで、認知症を自分ごととして捉えるための手助けをします。
1. MNTIとは何か?
「認知症世界の歩き方 MNTI」は、30問の質問に答えることで、記憶や注意、実行、五感など、10の異なる領域における自分の認知機能の傾向を可視化できます。この結果は、まるで旅をしているかのような形式で提示され、自分の認知機能の特徴を楽しく理解できるのです。こうしたアプローチは、単に情報を提供するだけでなく、理解を深めるきっかけを提供します。
2. どのように利用するのか?
このサービスは、スマートフォンやタブレットはもちろん、パソコンからも簡単にアクセスできます。自分の顔写真を撮影し、質問に答えるだけで結果がすぐに得られます。しかも、撮影した写真は生成AIによって旅人のイラストに変換され、SNSでシェアしたりメールで保存することも可能です。これにより、認知症についての理解を深める楽しさとともに、他の人とも経験を共有することができます。
3. ユーザーへのメッセージ
このサービスは、認知症専門医の内田直樹先生の監修を受けており、認知症についての深い知識に基づいています。内田先生は「『認知症世界の歩き方 MNTI』は、認知機能の傾向を知る手助けをし、認知症を『自分ごと』として捉えていく入口です」と述べています。認知症は誰にでも訪れる可能性があるため、早期の理解と備えが重要です。
4. 認知症に対する偏見をなくす
多くの人が認知症について持つ誤解や偏見を解消するために、両社は協力して新しい視点を提供します。「認知症を持つ方の体験世界を見える化する」ことによって、私たちはより多くの人と共に幸せに暮らす社会の実現へと向かうことができます。また、子どもから高齢者まで、すべての世代に向けた教育の一環としても機能すると期待されています。
5. イベント情報
「認知症世界の歩き方 MNTI」に興味のある方は、神奈川県大和市にて開催される「認知症講演会」にMNTI体験ブースが出展される予定です。日程は2025年9月25日(木)で、ぜひ足を運んでみてください。市民と共に新たな知見を得られる良い機会となるでしょう。
6. 企業の取り組み
テオリア・テクノロジーズは、「認知症との向き合い方を、テクノロジーで変えていく」というミッションのもと、認知症解決に向けた様々な取り組みを続けています。今後も、テクノロジーを駆使した新しいサービスや情報提供が期待されます。詳細は公式サイトでチェックしてみてください。
このMNTIを通じて、私たち一人一人が認知機能について考え、理解を深めるきっかけが得られることを願っています。