SB C&SとAww、バーチャルヒューマン技術の未来を切り開く
SB C&S株式会社(以下、SB C&S)は、株式会社Aww(東京・目黒)のディストリビューター契約を結び、バーチャルヒューマンを活用した新しいソフトウェア「ConvoHuman On-premises」の取り扱いを開始することを発表しました。この製品は2025年10月2日より利用可能となります。
最新のデジタルコミュニケーション手法のニーズ
今日のビジネス現場においては、限られたリソースで高品質な顧客サービスを維持するための革新的な解決策が求められています。特に、セキュリティへの関心が高まる中、企業は非対面式コミュニケーションを進化させる必要があります。従来のチャットボットでは対応が難しい感情の表現やブランドイメージの一貫性を持つバーチャルヒューマンが、さまざまな業界で注目されています。
観光から医療まで、多様な用途
「ConvoHuman On-premises」は、観光案内からインバウンド対応、さらには金融機関や医療機関の受付業務、地域自治体の窓口業務において活用され、顧客体験をより個別化したものにすることが期待されています。このようなバーチャルヒューマンを取り入れることによって、業務フローの効率化や顧客満足度の向上が図られるでしょう。
オンプレミス環境での安心が強み
SB C&Sが取り扱う「ConvoHuman On-premises」は、金融機関や政府機関、医療機関など、機密性の高いデータを扱う業種での利用に適しており、セキュリティ要件が厳しい企業・団体でも安心して導入できる環境が整っています。AI技術と連携することで、利用者のニーズに合わせた知識を学習し、バーチャルヒューマンによる対話を高度化させます。
ユーザーとの自然なコミュニケーション
このシステムの目玉機能の一つは、ユーザーがマイクに向かって話しかければ、音声を認識しテキスト化、その後カスタマイズされた応答を生成し、自然な音声に変換することが可能です。加えて、リッチなアニメーションで口の動きを再現し、リアルタイムで描画されるバーチャルヒューマンが、対話をより生き生きとしたものにします。
製品の連携によるさらに高い効果
また、別売りのオンプレミス型LLM製品との組み合わせにより、生成された回答を利用した自然な会話が実現します。この新しい対話型AIエージェントシステムは、顧客サービスの質を維持しつつ、企業の人材リソースをより付加価値の高い業務へと集中させることが可能となります。
将来へのビジョン
「私たちは、セキュリティを重視されるお客さまのニーズに応えるべく、オンプレミス型のバーチャルヒューマン技術を進化させていきます」と、株式会社Awwの代表取締役社長・守屋貴行氏は述べています。信頼性の高いバーチャルヒューマンが全国の企業や公共機関に導入されることで、人間らしい対話体験を提供し、社会のDXの進展に貢献することを目指しています。
まとめ
SB C&Sは今後も、AI技術を駆使したソリューションを提供し、企業の課題解決に貢献していく考えです。デジタル化が進む時代において、バーチャルヒューマン技術がどのように市場に影響を与えるのか、その動向には注目です。
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