チャボナビの成長
2026-09-15 11:05:14

社会的養護施設の採用を支援するチャボナビの取り組みが成長を遂げる

社会的養護施設の採用を支援する「チャボナビ」の進化



特定非営利活動法人チャイボラが運営する「チャボナビ」は、社会的養護施設での人材確保を目的とした情報サイトです。この度、チャボナビを通じた採用人数が前年比158%となる586人に達したことをお知らせします。また、チャボナビを利用している施設の数も198と、昨年度比143.4%に増加しました。これにより、人材不足が問題視される社会的養護分野で、施設と求職者の接点が全国に広がっています。

社会的養護施設の魅力を伝える難しさ



社会的養護施設では、家庭環境での虐待や経済的困難を抱える子どもたちが生活しています。そのため、個々のニーズに応じたケアが必要ですが、職員数の不足が課題とされています。多くの施設では、複数の子どもを1名の職員が担当するため、十分なサポートができていない状況です。そして、施設内部の仕事内容や魅力を外部に効果的に伝えることが難しいため、広報活動もままならない現状があります。その結果、応募者が募りにくく、人材確保自体が難しいという課題があります。

取り組みの変化と採用拡大の秘訣



1. 登録施設の大幅増加



チャボナビを通じた登録施設数は、461から551に増加しました。これは全国の社会的養護施設の約38%に当たり、児童養護施設の掲載率も50%を突破しました。この増加により、求職者はより多くの選択肢から自分に合った施設を探しやすくなっています。実際、仕事内容や職場環境をアピールする施設も増え、社会的養護の現場における採用活動のあり方が大きく変わりつつあります。

2. オンラインイベントによる認知度向上



毎年5月に開催される大規模オンライン見学フェアは、育成活動を通じて認知度が拡大しています。参加者は年々増え続けており、2026年度には739人の求職者と129の施設が参加しました。このようなイベントを通じて、社会的養護施設の仕事の魅力が広がり、潜在的な候補者へもリーチを拡大しています。

3. 学校でのアプローチ強化



昨年から社会福祉士を目指す学生たちに向けた就活ガイドも制作されました。これにより、学生が社会的養護の仕事について知る機会が増えました。教員との連携を通じて、学生にアプローチし、早期からキャリア選択の幅を広げることがすでに進められています。

4. 資格別勉強会の実施



資格を持つ職員が経験を共有する「資格別勉強会」は、昨年度の参加者が前年比203%と増加しました。今年度からは無資格の方向けの勉強会も始まりました。これにより、資格がなくても働ける職場についての理解が進み、さまざまな背景を持つ求職者に社会的養護施設での仕事を伝えていく機会が増えています。

さらなる取り組みの展望



今後は、チャイボラが採用・定着に向けたサポートをさらに強化していく予定です。特に人材確保に苦労している施設への個別支援やアセスメントの実施を進める「コンサルテーション事業」が新たにスタートします。また、チャボナビ事業の大規模改修により、求職者と施設双方の利便性向上を図ります。これらの取り組みを通じて、こどもたちが大切に育てられる社会の実現に向け、支援を続けていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 人材確保 社会的養護 チャボナビ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。