食育イベント開催
2025-09-04 13:59:08

オンライン食育イベント「漁業の仕事を知ろう」で食の大切さを体感

オンライン食育イベント「漁業の仕事を知ろう」



2025年8月6日、名古屋を拠点とする株式会社名鉄スマイルプラスが運営するアフタースクール「TELACO」と、東京都の株式会社sketchbookが共催したオンライン食育イベントが開催されました。このイベントは、小学生を対象に、食材の生産やその背景を学ぶ機会を提供することを目的としています。

イベントの目的と背景



株式会社sketchbookは「こどもの可能性を広げる食体験をつくる」というミッションのもと、子どもたちに食の楽しさを伝えるべく、全国の食品生産者とオンラインでつなげる取り組みを進めています。このイベントでも、三重県の養殖業者である橋本さんが登場し、子どもたちに「魚を育てる仕事」や「海とのつながり」について話をしました。

イベントの内容



「漁業の仕事を知ろう」というテーマのもと開催されたこのイベントには、アフタースクール「TELACO」の12施設から、396名の児童が参加しました。Zoomを通して行われたこの食育イベントでは、橋本さんが鯛の養殖過程を説明し、その後、実際に活きた鯛を捌く様子をライブ配信しました。子どもたちは「鯛には目や心臓があるんだよ」といった問いかけに真剣に耳を傾け、命の大切さを理解する貴重な体験をしました。

食に対する関心を高める



子どもたちは、鯛の大きさや内臓について興味を持ち、飛び交う質問の数々が印象的でした。「ぶりってこんなに大きいの?」という驚きの声が上がり、命のつながりを実感する瞬間が生まれました。オンラインでの食育とはいえ、現場からの臨場感が伝わり、参加した子どもたちにとって貴重な学びの時間となりました。

食品ロス削減にも寄与



イベント後、各施設では橋本さんが手掛けた「おやつ干物」を試食しました。これは通常廃棄される鯛のアラを利用したもので、レトルト加工されて食べやすく仕上げられています。この取り組みは食品ロスの削減にもつながり、環境に優しいレッスンでもあるのです。

開催施設の参加者の感想



参加した保育者からは、「普段接することができない漁師の仕事について学ぶ貴重な機会となった」との意見や、オンラインでの生中継が現場の臨場感をしっかりと伝えたとの感想が寄せられました。さらに、子どもたちが実際に「おいしい!」と言いながら食べる姿が見られ、食べ物の背景にいる人々の仕事についても学べたと好評でした。

今後の展望



今後も株式会社sketchbookでは、全国の食品生産者と連携した食育イベントを通じて、子どもたちが人や地域、社会とのつながりを感じられる機会を提供していく予定です。食を通して広がる子どもたちの可能性に期待が高まります。


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