Kongが一般社団法人AIガバナンス協会への加盟を発表
株式会社Kong(コング)は、2025年5月に一般社団法人AIガバナンス協会(AIGA)に会員企業として加入したことを発表しました。この加盟は、Kongが持つサイバーセキュリティや組織文化に関する知見を生かし、AIをより健全に活用するための政策提言に貢献することを目的としています。
背景と目的
技術の進化により生成AIの活用が進む昨今、APIを通じたデータ活用は加速していますが、同時にプライバシーやセキュリティ、そして透明性に関する新たなリスクが増加しています。KongはAPIプラットフォームを提供する企業として、これをAI時代の基盤インフラと捉え、安全性と信頼性の高い環境を構築するために取り組んでいます。
AIを支えるAPIの安全性やガバナンスの強化は、技術的な側面だけでなく、組織文化の変革も求められています。Kongはその重要性を訴えながら、業界全体での協力を通じて持続可能で信頼されるAI社会の実現に向け努力する意向を示しています。
AIGAからの歓迎の声
一般社団法人AIガバナンス協会の理事、佐久間弘明氏は「生成AIとデータ活用が進む中で、APIは企業と社会をつなぐ極めて重要なインフラです。そのAPIの安全性を確保し、ガバナンスを強化することが重要です。Kongの加盟を心より歓迎し、今後の連携に期待しています」と述べています。
Kongの強みと今後の展望
Kongの代表取締役社長、有泉大樹氏は「私たちは、クラウドネイティブかつセキュアなAPIインフラによって、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やAI活用を支援してきました。AI時代におけるリスク管理は、API間のサービス通信の設計から始まると考えています」と自社の使命を語っています。
このように、Kongは単なる技術提供にとどまらず、AIガバナンスの観点からもリーダーシップを発揮することを目指しています。AIGAへの参加を通じて、今後も信頼性向上に寄与する活動を展開していくでしょう。
AIGAについて
AIガバナンス協会(AIGA)は、AIのビジネス活用が急速に拡大する中で、企業と社会の双方が安心してAIを利用できる環境を整えることを目的に、2023年に設立されました。国際的なテクノロジー企業や国内の多様な業界からのメンバーが集まり、共にAIガバナンスのあり方を議論し、政策提言に取り組んでいます。
名だたる企業との連携を通じて、AIガバナンスが社会に根付く未来を目指しています。Kongの加盟によって、同協会はさらなる深化を遂げることでしょう。
Kongの公式サイトやSNSも要チェックです。Kongは、世界中の企業が「APIファースト」に進化し、AI導入を安心して加速できるようサポートしています。スタートアップから大企業まで、さまざまなニーズに応えています。
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