プッチーニの傑作《トスカ》がスクリーンに登場
1800年代のローマを舞台に繰り広げられるプッチーニの名作オペラ《トスカ》。このドラマティックな愛憎劇が、日本でもスクリーンで楽しめる日がやってきます!
メトロポリタン・オペラ(通称:MET)が贈るこの特別なライブビューイングは、プッチーニの没後100年を記念した作品となっています。作品の上映期間は、2024年1月24日から1月30日まで、さらに東劇では2月6日までの延長上映が決定しています。全国21館での上映が予定されており、ぜひこの機会に幕を開ける壮大なオペラの世界を体験してください。
壮大なキャストが織りなす物語
主役トスカを演じるのは、注目のスター・ソプラノリーゼ・ダーヴィドセンです。彼女の「百万人に一人の歌声」と称賛されるそのパフォーマンスは、トスカというキャラクターをさらに魅力的に描き出します。また、トスカの心の支えである画家カヴァラドッシは、テノール歌手フレディ・デ・トマーゾが演じます。彼は英国ロイヤル・オペラにて史上最年少で同役を務め、その実力が高く評価されています。
トスカを邪魔する冷酷な警視総監スカルピアは、バリトン歌手クイン・ケルシーが演じ、その演技力で多くの観客を魅了します。
特別映像で楽しむプッチーニの歴史
本編には、作曲家プッチーニとMETとの歴史を綴った特別映像も収録されています。プッチーニがニューヨークへ訪れた際のエピソードをもとにしたドキュメンタリー「プッチーニとMET~歴史に刻まれた狂詩曲~」や、キャストたちのインタビュー、舞台裏の映像など、オペラファンにはたまらない内容が盛りだくさんです。
作品のあらすじ
物語は1800年のローマを舞台に進行します。歌姫トスカは恋人で画家のカヴァラドッシと恋に落ち、彼の愛が彼女の心を満たしています。しかし、共和国を支持するカヴァラドッシは、政権からの目が厳しく、彼は友人を匿うという危険な行動に及びます。やがて、冷酷なスカルピアの策略が二人の運命を大きく変えてしまい、トスカは不可避な選択を強いられます。
豪華な舞台演出
音楽はヤニック・ネゼ=セガンが指揮し、演出はデイヴィッド・マクヴィカー。全体で約3時間15分、途中2回の休憩もありますので、じっくりとオペラの世界を味わうことができます。
プッチーニの《トスカ》は、そのドラマティックな展開と、音楽の美しさが相まって、決して忘れられない体験を提供することでしょう。次世代のスターたちが創造する歴史的なオペラの瞬間を、ぜひ劇場でお楽しみください。
特別鑑賞ムビチケも販売中!
さらに、METライブビューイングをお得に楽しむための特別鑑賞ムビチケカードの販売も行っています。事前にインターネットでの指定席予約が可能で、オペラ観賞の記念にもなるデザインが魅力です。
この素晴らしいオペラの体験をお見逃しなく、ぜひ劇場でお待ちしております!