ミスミの受賞
2025-08-05 11:57:16

ミスミが2025年度ロジスティクス大賞で準大賞に輝く

ミスミが2025年度ロジスティクス大賞で準大賞を受賞



株式会社ミスミグループ本社(東京・千代田区)は、2025年8月5日に公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)から2025年度のロジスティクス大賞で準大賞を受賞したことを発表しました。ロジスティクス大賞は、物流業界における顕著な実績を持つ企業や団体が評価される権威ある賞で、今年で42回目を迎えます。

受賞の背景


ミスミはD-JIT(ディージット)というサービスを通じて、機械部品の大量注文を扱っています。このサービスでは、ECサイト上で納期と価格を即時に提示する仕組みがあり、これにより顧客は迅速に必要な部品を手に入れることができるのです。

さらに、「機械部品業界のサプライチェーン在庫可視化によるロジスティクス最適化」というテーマで、国内外500社以上のサプライヤーと連携し、DXによって在庫を統合・可視化し、仮想在庫を約8倍に増やす取り組みが評価されました。これにより、商品の供給力が大幅に向上しました。受賞は、共同で物流を最適化する努力と成果が実を結んだものです。

ロジスティクス大賞とは


ロジスティクス大賞は、物流推進のために顕著な努力をした企業や団体を称える制度です。JILSのノミネート委員会や選考委員会が、創造性や成果度、経営革新度など6つの観点で審査を行います。今年度は、ミスミを含む4団体が受賞しました。

受賞企業は2025年10月17日に行われる「ロジスティクス全国大会2025」で表彰されると共に、受賞記念講演を行う予定です。

受賞理由の詳細


1. 在庫管理の統合: サプライヤーの在庫や受発注状況をリアルタイムで統合管理し、機械部品業界の納期遵守率を向上させ、リードタイムを大幅に短縮しました。
2. 業界全体の改革: 自社の改革に留まらず、取引先全体に展開し、調達から生産までの統合的な最適化を推進しています。
3. データドリブン経営の推進: AI予測や動態データの活用も進めており、データに基づいた運営を実現しています。
これらの取り組みが、物流を「ものづくり基盤」として再定義する価値ある挑戦と評価されました。

D-JITとは


D-JITは、間接材の購買プロセスをデジタル技術で革新するサービスです。2024年4月から日本での本格運用を開始し、現在は国内外で600社以上のサプライヤー在庫と工場の生産能力を連携して管理しています。お客様がECサイトで希望する数量を入力すると、即時に価格と納期が提示される仕組みになっており、無駄な時間を削減しています。

ミスミの強みである確実短納期を生かし、お客様の時間価値の向上に貢献しています。現在、日本・タイ・台湾・韓国で7万社以上がD-JITを利用しており、連携するサプライヤー数はグローバルに拡大中です。

ミスミの事業モデル


ミスミはオートメーションに必要な機械部品や工具、消耗品などを扱う企業で、グローバルに32.3万社以上の顧客にサービスを提供しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランドを販売する商社としての独自の事業モデルにより、顧客の利便性向上に貢献しています。

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お問い合わせ


報道に関するお問い合わせは、株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室今野まで。
E-mail: [email protected]
Tel: 03-6777-7502


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