シンガポール出展速報
2025-08-27 10:12:27

スペースシードホールディングスがシンガポールでのフォーラムに出展し未来の健康技術を発表

スペースシードホールディングスがシンガポールで未来の健康技術を発表



2025年8月20日、シンガポールのThe Legacy, NTU@one-northで開催された「Global Knowledge Hub Forum August 2025(GKHF)」において、スペースシードホールディングスが出展しました。代表の鈴木健吾氏が自社の取り組みを観客に紹介し、同社の「発酵×ロンジェビティ」というテーマに基づく研究開発のビジョンを具体的に示しました。

GKHFとは



GKHFは、Leave a Nest Singaporeが主催するイノベーションプラットフォームであり、多国籍企業、中小企業、スタートアップ、研究者などが集結して、産業連携や共同研究、クロスボーダーのビジネス機会を創出することを目的としています。今年のフォーラムでは、テーマ別セッション、スタートアップショーケース、主要企業とスタートアップの1on1ミーティングなど、非常に多様なプログラムが展開されました。

スペースシードホールディングスの出展内容



同社のブースでは、「健康寿命延伸の実証(2030)→月面を含む人類の生活圏拡張(2040)」という理念に基づき、自社の子会社であるリジェネソーム株式会社のミッションやビジョンを掲示しました。リジェネソームは、エクソソームといったナノ粒子を使った再生医療の新たなソリューションを開発しています。

リジェネソームのミッションとビジョン


  • - ミッション:2040年の月面居住に必要なアンチエイジング技術を提供。
  • - ビジョン:2030年までに健康寿命を延ばす技術を実証。
  • - バリュー:エクソソーム科学知見の積累、宇宙科学分野でのネットワーキング、地上と宇宙の健康課題解決のための研究開発。

研究発表のハイライト


研究では、ナノ粒子とエクソソームに関する重要な情報が報告され、低分子画分の機能解析や、細胞の老化に与える影響に関する調査結果も共有されました。また、発酵由来の材料を高機能化するプロトタイプ作成の進行状況についても発表されました。特に、酒粕を用いた新たな酵素プロセスについては高い関心が集まりました。

生成AIの活用


研究においては、生成AIを活用したプロセスの可視化や課題抽出が強調され、国際的な展開を加速させる戦略が紹介されました。このAIの活用は、実装を迅速化し、関連するビジネスのスクリーニングにも寄与します。

今後の展望



スペースシードホールディングスは、ASEAN地域での共同研究や事業開発を推進するため、大学や大企業との連携やローカルプロジェクトの実行に力を入れる見込みです。特に、インドネシアの産業実装やマレーシアのヘルスケア領域での展開が期待されています。

結論


このシンガポールでの出展を通じて、スペースシードホールディングスは国際的な連携を強化し、健康寿命延伸や宇宙における人類の未来の生活様式を支える技術の進展に向けた絆を深めました。今後の推進力が非常に楽しみです。


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