舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の魔法の世界
東京での舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が、2022年から続くロングラン公演を迎え、特に盛り上がる季節がやってきました。この夏で四年目を迎え、10月上旬に東京国際フォーラムで開催された「Performing Arts Base 2025」では、特別なパフォーマンスが行われました。
ワンドダンスパフォーマンス
このイベントの目玉ともいえるのが、「ワンドダンス」と呼ばれるパフォーマンスです。出演者には、アルバス・ポッター役の原嶋元久や浅野郁哉、そして古沢朋恵らが名を連ね、観客を魅了しました。「ワンドダンス」は、ホグワーツの生徒たちが新学期の初授業で魔法の杖を手にし、その扱いに悪戦苦闘する様子を描いたものです。
杖に操られるかのような独特の動きと、息の合ったフォーメーションが見どころで、舞台の世界観が色濃く表現されています。
イリュージョン解説トークショー
パフォーマンスの後には、水嶋ユウによるイリュージョン解説とトークショーが行われ、観客参加型のマジックで場内を沸かせました。水嶋が披露したオリジナルマジックは、劇中の小道具を用いたもので、舞台を観たばかりの観客も夢中にさせる内容でした。
水嶋は、「魔法を成立させるためには、セリフや動きのスタートを逆算する必要がある」と、舞台の制作秘話を語りました。また、原嶋は「この作品には愛の物語や冒険、そして魔法の奇跡の瞬間が詰まっています。ぜひ劇場に魔法を観に来てください」と期待感を煽りました。
チケット情報
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、2026年4月公演までのチケットが一般販売中であり、さらに2026年2月から4月の公演チケットは、10月25日より先行販売が開始される予定です。詳細は公式ウェブサイトで確認できますので、興味のある方は、早めのチェックをおすすめします。
舞台の魅力
本作は、J.K.ローリングの小説「ハリー・ポッター」シリーズの続編として制作されたもので、2016年にロンドンで初演を迎えました。オリジナルの物語は、魔法界を救ってから19年後のハリー・ポッターとその息子・アルバスとの関係を描いています。暗い過去にとらわれながらも成長していく彼らの姿は、多くの観客の心を掴みました。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、演劇賞をも受賞した名作で、観客は魔法の世界に浸り、多彩なパフォーマンスを楽しむことができます。舞台美術や衣装、音楽も魅力的で、一度観たら忘れられない体験が待っています。さあ、あなたもこの魔法の空間に飛び込み、この素晴らしい物語を体感してください。