サステナブル盆栽アートの新たな潮流
東京・渋谷区にある株式会社TAIZANが手掛ける再生盆栽アート事業部「WITHERS」から、世界初の「光盆栽」と「アロマ盆栽」が誕生しました。その革新的なアプローチが、盆栽の新たな魅力を引き出し、多くの人々を魅了しています。
光盆栽(HIKARI BONSAI)— 宇宙のような光の盆栽
「HIKARI盆栽」は、本来なら枯れた盆栽を再生させ、特別な塗料を使って光を宿す独自の技術を採用しています。この盆栽は、漆黒の空間に静かに浮かび上がり、その美しい光は、見ている人に深い安らぎを与えます。盆栽の枝や葉が蓄えた光が夜になると優しげに輝き、まるで盆栽が命を持っているかのように感じられます。古来から盆栽が「小宇宙」と称される所以は、まさにこの光の中に表現されています。
また、「侘び寂びラグジュアリー」というコンセプトのもと、TAIZANはこの作品を通じて光と闇、生と再生、静と動という対立する要素の美を表現しています。これにより、現代においてもなお、伝統的な美意識が息づいていることを感じさせます。
アロマ盆栽(AROMA BONSAI)— 香りの美しさが語る侘び寂び
「AROMA盆栽」は、再生された盆栽アートに、琥珀樹脂という天然素材を使用し、エッセンシャルオイルを染み込ませて香りを楽しむことができる作品です。琥珀樹脂は、樹木の樹液が長い年月をかけて固まったもので、時の流れを感じさせる美が宿っています。この香りは、時間とともに広がり、やがて消えゆくことで、その一瞬の美しさを楽しむことができます。
「時寂び(TOKISABI)」という概念の下、AROMA BONSAIは「今この瞬間の美」を静かに伝え、五感で侘び寂びの世界を楽しむことができるのです。
TAIZAN BONSAI - WITHERSの挑戦
WITHERSでは、多くの貴重な盆栽が枯れることなく、次世代へと引き継がれるようにするため、特別な技術を用いて盆栽を再生しています。これにより、失われた「時の造形美」を取り戻し、さらにはサステナブルなアートとして新たな価値を生み出しています。
TAIZANグループは、侘び寂びの美学を基盤にし、持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。この新しい盆栽の動きには、ただ美しいだけではなく、環境への配慮や日本の文化継承という深い意味が込められています。
販売とお楽しみ情報
TAIZANでは、移動式の茶室や盆栽ギャラリーを通じて、盆栽アートを展示したり販売する取り組みも行っています。東京都内の一部エリアで完全予約制、さらにオンラインショップでも24時間購入が可能です。
この新しい盆栽アートが、あなたの空間に美しさと安らぎをもたらしてくれることでしょう。ぜひ、TAIZANの光盆栽とアロマ盆栽に触れて、侘び寂びラグジュアリーの世界を体験してみてください。