熊野古道の魅力を堪能できる新たな宿「コンフォートホテル紀伊田辺」

2023年5月29日、和歌山県田辺市に新しくオープンした「コンフォートホテル紀伊田辺」。こちらは、観光とビジネスの両方のニーズに対応した施設で、ホスピタリティの新たな形を提案しています。コンフォートホテルズジャパンが展開するこのホテルは、県内では2つ目の同ブランドホテルとして、多くの宿泊者を迎え入れる準備が整いました。

地域の魅力を宿泊者に体感してもらうために

「コンフォートホテル紀伊田辺」は、宿泊者に地域の魅力を感じてもらえるように、館内と客室のデザインに地元の特性を取り入れています。中でも、客室には紀州特産品として知られる「紀州備長炭」を使用したアートパネルが設置されており、和歌山の自然を感じることができる工夫がされています。

食事にも地産地消の理念を取り入れ、紀州産梅肉100%の練り梅を使った「冷やし梅うどん」が提供され、梅の爽やかな酸味が暑い季節にぴったりです。特に、この一皿は宿泊者から高い評価を受けることでしょう。

安らぎの空間「コンフォートライブラリーカフェ」

ホテル内には「Comfort Library Cafe（コンフォートライブラリーカフェ）」も設けられており、出張利用や観光で訪れた宿泊者がくつろげる空間を提供しています。カフェのインテリアには、紀伊田辺の梅の木のシルエットや熊野の山々を描いたグラフィックが施され、その地域の特徴を感じることができます。また、ビジネス目的の宿泊者にも配慮された設計がなされており、カウンター席やBOX席、ベンチソファ席が用意されています。これにより、どのようなスタイルであっても快適に過ごすことが可能です。

客室の特性と快適さ

全室禁煙の客室は123室で、特に家族連れや子どもを持つ宿泊者にも安心して利用できるよう配慮されています。ダブルエコノミーでは、熊野古道の参道の木漏れ日をイメージしたカーペットが敷かれ、ツインスタンダードの客室には、梅の花をテーマにしたデザインが施されています。

さらに、全室には「チョイスピロー」や「チョイスベッドパット」を導入しており、快適な睡眠環境が整えられています。特に横向き寝にも対応しているピローは、宿泊者の個々の睡眠姿勢にフィットするため、理想的な寝心地を実現しています。また、コネクティングルームも限られた数ですが用意されており、家族旅行や友人旅行にも最適な空間が提供されています。

アクセスと基本情報

「コンフォートホテル紀伊田辺」は、JR紀伊田辺駅から徒歩約5分の位置にあり、便利な交通アクセスを誇ります。駐車場は142台分を用意し、24時間利用可能で、宿泊者は350円で駐車できます。

この新ホテルは、地域の魅力を感じるための宿泊体験を提供するとともに、ビジネスニーズにも応える設計がなされています。新しい宿を訪れることで、熊野古道を含む和歌山の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。