大分県のイノベーションを牽引するAnother worksの新たな挑戦
2025年12月14日、大分県で行われた「Oitaイノベーターズコレジオ」で、株式会社Another worksの代表取締役大林尚朝が講演を行いました。このイベントは、大分県からイノベーションマインドを育てることを目的としており、県内の人材に新しい可能性を提供することを目指した重要な取り組みです。
日本の競争力低下とその対策
報告によると、日本の国際競争力は過去30年間で著しく低下しています。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した「世界競争力ランキング」では、日本は64カ国・地域中35位と、過去最低の順位を記録しています。この厳しい現状を打破するためには、新しい形の「アントレプレナーシップ」や「起業家精神」が求められています。
Another worksは、2019年の創業以来、「複業」という新しい働き方を全国に広めています。複業は本業を持ちながらも、複数の収入源を得たり、スキルを向上させたり、自らのキャリアを築くための重要な手段と捉えられています。主力サービスである「複業クラウド」は、登録者数10万人を超え、2,500社以上の企業と250以上の自治体に利用されています。これらの数字は、時代の流れを反映したものであり、複業を通じた新たなチャンスが生まれていることを示しています。
大林の講演とその意義
大林の講演では、実体験に基づく具体的な起業家支援が強調されました。代表が東京都や大阪でのスタートアップ支援、また大分でのメンター活動を通じて、若き起業家の育成に力を入れています。大林は、「挑戦するすべての人の機会を最大化する」というビジョンのもと、ビジネスパーソンや学生の挑戦を積極的にサポートしています。
イベントでは、参加者によるプレゼンテーションも行われ、受講者間での意見交換やディスカッションが活発に行われました。これにより、参加者は自らのアイデアを実現するためのヒントを得たり、他者の視点を取り入れることで新たな発見をする機会となりました。
今後の展望
Another worksは、今後も複業を一般的な働き方にするための取り組みを継続します。複業を通じて、労働市場の変化に適応した新たなスキルやマインドセットを持つ人材を育成し、地域や国全体の競争力向上に貢献していくことが期待されています。
企業情報
株式会社Another worksは、東京を拠点に、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を通じて、新しい働き方を提供するITベンチャー企業です。代表の大林は、早稲田大学を卒業した後、パソナグループに新卒入社し、その後ビジョナル株式会社で新規事業の立ち上げを経て、Another worksを設立しました。
そのビジョンは、誰もが挑戦したい瞬間に、簡単に複業に取り組むことができる環境を作ることです。
お問い合わせ先
大林への講演依頼は、株式会社Another worksまで。
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