バッファローの製品が「JC-STAR」に準拠
株式会社バッファロー、東京都千代田区に本社を構える企業が、経済産業省の主導で運営されるIoT製品セキュリティー制度「JC-STAR」に準拠したことを発表しました。この制度は、IoT製品が安全であることを確認するための基準を定めたものです。バッファローの対応製品には、法人向け商品が20シリーズ76型番、さらに個人向けWi-Fiルーターが1シリーズ3型番含まれています。
セキュリティー基準とは
「JC-STAR」とは、セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度の略称です。この制度は、IoT機器のセキュリティ確保を目的としており、国内外の規格とも調整されている点が特徴です。経済産業省の指導の下、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営しています。近年、IoT市場が急速に拡大する中で、サイバー攻撃が増加しており、セキュリティ対策は一層重要となっています。
バッファローの対応製品概要
法人向け商品
- WAPM-AXETR、WAPM-AX8R、WAPM-AX4R、WAPS-AX4 など
- VR-U500X、VR-U300W など
- TS51220RH、TS5820DN、TS5620DNなど、多数のシリーズを展開。
個人向け商品
- WXR18000BE10Pなど、複数の型番があります。
各製品は、安心して使用できるように高度なセキュリティ対策が施されています。
セキュリティ対策の具体例
バッファローが実装しているセキュリティ機能には、以下のようなものがあります:
- - 管理画面へのログイン時、個人向け商品の初期パスワードの固有化。
- - 法人向け商品では、初期設定時にログインパスワードの変更が必須です。
- - 連続して誤ったパスワードが入力された場合、一定時間アクセスが制限されます。
- - 製品内の設定値が暗号化されているため、データの安全性が確保されています。
- - 自動でファームウェアの更新が行われ、重要なセキュリティ関連のアップデートが適用されます。
- - サポート期間中のセキュリティアップデートも提供されます。
- - 設定初期化機能が設備され、万が一の際も安心です。
- - 製造プロセスにおいてマルウェア混入リスクを回避する仕組みも整っています。
これらの機能は、利用者が安心してIoT機器を活用できるために重要です。
「JC-STAR」に期待される役割
世界的にIoT製品のセキュリティ意識が高まる中、「JC-STAR」は製品の選定における一つの指標となります。自宅や企業のセキュリティ向上を図るためには、このような品質基準に準拠した製品を選ぶことが効果的です。
バッファローでは、今後も新たな商品開発や既存商品の更新を通じて、セキュリティ対策を強化していく方針です。
詳しい情報は、商品ページをチェックしてください。最新の情報を常に確認することをお勧めします。