警備業務を革新する「警備フォース」の月次配置機能が進化

株式会社メディカルフォースが提供する警備業務支援システム「警備フォース」が、この度1号警備（施設警備）向けに月次配置機能の大幅なアップデートを行いました。この新機能は、月単位のシフト作成や管理をより簡便に行えることを目指しており、業務負担の軽減とミス削減を実現します。

アップデートの背景

警備業務にはさまざまな形態がありますが、特に交通誘導や雑踏警備を行う2号警備においては、日ごとの配置を管理する機能が高く評価されていました。一方で、1号警備に特化したニーズも浮き彫りになっており、特にビルや商業施設を警備する企業からは、固定シフトにおける扱いの難しさや急な欠員時の変更管理が煩雑であるとの声が寄せられていました。

こうしたニーズを受け、メディカルフォースは月単位のシフト作成機能を改善し、業務の効率化と利便性向上を狙っています。

アップデートの概要

新しい月次配置機能では、以下のような特長が実装されています：

- 月次配置画面の改善： 1か月分の隊員シフトが案件単位で一覧表示され、配置状況（配置済み、未配置、必要人数）を一目で確認できます。また、担当者の変更が簡単にできるドラッグ＆ドロップ機能も追加されました。

- 人員別シフトビュー： 各隊員のシフト情報が縦に表示されることで、誰がどの日にどの現場に行くのかが可視化されます。これにより、現場と隊員の両視点からシフトを直接確認できるようになりました。

- 緊急時のオペレーション支援： 欠員やヘルプが必要な場所を即座に把握できるため、空いている隊員を迅速に配置し、緊急時の対応もスムーズに行えます。

1号警備業務へのメリット

今回の機能改善により、特にビル警備や施設常駐型警備を行う企業にとって、月単位でのシフト作成や調整がスムーズになり、以下のような具体的な効果が期待されます：

- 毎日行っていた手入力作業の削減により、管制担当者が負担を軽減。
- 月次単位での可視化によって配置ミスが大幅に減少。
- 急な人員変更にも柔軟に対応できるようになり、業務の安定性が向上。

今回のアップデートは、従業員数100名以上の中〜大規模な警備会社でも活用され、特に施設警備や常駐警備の多拠点運営において大きな助けとなります。

今後の展望

「警備フォース」は、今後も「誰も取り残さないDX」を目指して、警備業務のデジタル化と自動化を進めていく方針です。現場管理や経理、勤怠、報告などの管制業務をシームレスに結びつけるアップデートを予定しており、1号・2号警備の垣根を越えた統合的な管理システムを目指します。

警備フォースについて

「警備フォース」は、配置や上下番、給与、請求など、警備業務に必要な機能を一元管理することができるクラウド型システムです。各種情報が自動で連携されることで、作業負担を最大50％も削減し、警備会社の業務効率化やコスト削減、人手不足解消を支援します。

主要機能には、属人性を排除した管制業務、リアルタイムの案件・隊員情報の可視化、再配置や交通費の自動計算機能、経理業務の自動化、LINE連携による隊員連絡の簡略化などがあり、広範な支持を得ています。