「和」文化プロジェクト
2025-04-08 13:57:05

100BANCHで新たな「和」文化を育てるプロジェクト始動

100BANCHで新たな「和」文化を育てるプロジェクト始動



東京の注目の拠点「100BANCH」に、未来を見据えた新たなプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、折り紙や和菓子などの日本の伝統文化を次世代に継承することを目的としており、GARAGE Program第93期に採択された3つのプロジェクトが2025年4月に入居します。

若きリーダーたちの挑戦



「100BANCH」は、パナソニックが100周年を迎えたことを機に設立された実験区で、「100年先の世界を豊かにするための実験区」をコンセプトにしています。これからの時代を担う若者たちが集まり、新しい価値を創造する場所として注目されています。今回のGARAGE Programは、未来を追求する35歳未満の若者を対象に、活動の場とメンターからのサポートを提供し、それぞれが未来に向けた実験に挑戦します。

プロジェクト紹介



1. WowShare



最初のプロジェクトは「WowShare」。「個人が提供する体験」と「宿泊」に特化した縦型動画型予約サービスで、観光業界のサステナビリティを目指しています。ユーザーは宿泊事業者との直接接点を持つことができ、実質的に中間手数料がゼロになる仕組みです。これにより、訪れる人と住む人双方が共に観光地を「育む」形を目指します。観光によって生じる心の残りを豊かにすることで、持続可能な観光を実現することを狙っています。詳細はこちらから見られます。

2. Apriori.Art - Origami Project



次にご紹介するのは「Apriori.Art - Origami Project」です。このプロジェクトでは、折り紙の祭典「Origami World Expo」を開催し、折り紙文化の普及を目指します。多くの人々に折り紙を楽しんでもらうため、アート展示など多岐にわたる活動を行っていきます。将来的には「折り紙産業」が確立されるような世界を目指すため、国内外のアーティストたちとともに進めていく予定です。詳細はこちらをご確認ください。

3. Wokashication



最後のプロジェクトは「Wokashication」です。このプロジェクトでは、和菓子文化の存続と革新を目指し、和菓子に触れる機会をデザインすることに焦点を当てています。デザインの力を活用し、現代社会に適応した和菓子の楽しみ方を提案します。和菓子は日本の伝統的な文化であるにもかかわらず、現代ではその接触機会が減少していますので、デザインを通して和菓子を日常生活に溶け込ませる新たな手法を探求します。詳細はこちらからご覧になれます。

参加を募集中



なお、GARAGE Programでは常時新たなプロジェクトの参加応募を受け付けています。2025年6月入居のプロジェクトについての応募締切は4月28日までです。興味がある方は公式サイトで詳細をチェックしてください。こちらからアクセスできます。

100BANCHの魅力



100BANCHは、各分野のリーダーたちが集まり、未来を見据えた実験を行える場所を提供しています。応募総数1045件の中から採択された330プロジェクトが実施されており、若者が挑戦し続けるための支援が充実しています。日本の伝統文化を活かしながら、新しい価値創造に挑むこれらのプロジェクトから目が離せません。


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