サロウィンが資金調達
2025-02-14 11:03:43

美容業界を変革するサロウィン、52億円資金調達でさらなる成長へ

サロウィンが52億円の資金調達を実施



美容業界を変革する企業として注目を集めるサロウィン株式会社が、シリーズDの第三者割当増資にて、約25億円を資金調達したと発表しました。さらにこれに伴い、デットファイナンスを含めた総額で52億円が調達され、同社の累計調達額は約88億円に達しています。この資金は、さらに店舗展開や新規事業への投資を進めるためのものとされています。

資金調達の背景



日本の美容業界は約57万人の美容師が在籍し、その市場規模は約1.5兆円超にも及びます。しかし、業界の現状は厳しく、美容師の約50%が3年以内に離職する問題も抱えています。平均年収も全業種の平均を下回っており、厳しい競争が続く中で経営の維持は難しい状況です。これらの問題を解決するべく、サロウィンは「美の多様性を支える仕組みの創造」を目指し、様々なサービスを展開しています。

提供するサービス



シェアサロン『SALOWIN』


フリーランス美容師のために作られたシェアサロンで、業界最高水準の還元率と多彩なプランを用意。利用者は快適な環境で自由に働けるようサポートされています。特に、個室占有型の『SALOWIN Suite』も人気です。

開業支援サービス『ALL SHARE』


美容室開業時の資金や物件探しから内装工事まで、一括してサポートするこのサービスは、美容室経営者が人材育成や集客に専念できる環境を提供します。

小規模美容室の出店『me by ,, 』


コストを約20分の1に抑えられるこのサービスは、2〜3席の小規模美容室を開業できる新たな選択肢を提供します。内装は自由にカスタマイズ可能です。

サービスの成長経歴


2019年からスタートした『SALOWIN』は順調に店舗を増やし、2023年には1,500名以上の美容師が利用するまでに成長。また、全国150店の展開も果たしました。今後も多くの美容師が理想の働き方を実現できるよう、さらなるサービスの拡大を進めていく計画です。

必要な資金使途


今回調達した資金は、店舗拡大や新規事業の開発、さらには採用活動に使用される予定です。また、周辺領域での進出を視野に入れた成長プラットフォームの構築も検討されています。

投資家からの評価


引受先の投資家たちもサロウィンのビジョンに共感し、美容師が自由に働ける環境を実現するための重要なステップだと評価しています。特に、テクノロジーの活用や運営の効率化によって、美容師が求める働き方を実現するための努力が期待されています。

まとめ


サロウィンの資金調達は、美容業界の未来をより良くするための一歩となるでしょう。阿部友哉代表は「今回の資金を活用し、サービスやプロダクトの強化を進め、美容師や美容室経営者に対して成長を支援していく」と語っています。今後の展開にますます期待が寄せられる企業です。


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