実践的な編集力を手に入れるために
イシス編集学校は、すでに多くの人々にその名を知られ、2024年に25周年を迎えました。この度、10月27日より生成AI時代に必要な「編集力」を養成する基本コース第56期[守]を開講します。このコースでは、参加者が38の思考の型を通じて情報を効果的に編集する力を身につけるためのプログラムが提供されます。
生成AI時代の新たな編集力
現代では、生成AIの力を借りて情報を収集・加工・発信することが重要視されています。しかし、そのためには、ただ情報を集めるだけではなく、どのように思考し、情報を選び、構築し、表現するかが求められます。イシス編集学校では、これらのプロセスを「編集」と捉え、受講生が日々の生活やビジネスの中で役立てられる力を育てます。
コースの内容
基本コース[守]では、情報のインプットとアウトプットの過程を具体化し、実践的に学ぶことができます。約10人のグループで構成されるオンライン教室では、編集コーチが担当し、個別指導を通じて参加者の能力を引き出します。講義はオンラインで行われるため、全国どこからでも参加が可能です。
学習の流れ
このコースでは、情報の収集、関係づけ、構造化、表現といった4つのプロセスを「型」として分けて実践します。各プロセスを通じて得た知識や技術は、長期的に活用できるスキルとして身につけられます。また、受講者は特別講義にも参加することができ、著名な専門家から直接学べる貴重な機会を得ることができます。
特別講義とイベント
特に注目すべきは、文化人類学者の今福龍太氏や数理科学者の津田一郎氏による特別講義です。この講義は一般向けにも公開され、無料で視聴できるため、多くの人にとって貴重な学習の場となることでしょう。
今福龍太氏の特別講義
今福氏の講義は9月27日に開催予定で、題して「花綵列島の新たなる憲法」。このテーマは、我々の社会や文化、さらには情報編集に対する新たな視点を提供してくれます。さらに、松岡正剛校長の講義を再編集した「Re-Mix校長校話」も行われるため、歴史ある講義が新たな形で楽しめます。
津田一郎氏の編集宣言
開講後には、津田一郎氏による「編集宣言」にも参加できます。科学と編集工学が交差するこのセッションでは、編集の方法論とサイエンスを結びつけた新しい知見を探ることができます。受講生には無料で参加の特典があり、一般の方々も有償で参加可能です。
参加申し込み
参加申し込みは、2025年10月12日が締切です。受講料は税込110,000円であり、詳細はイシス編集学校の公式サイトからご確認ください。この機会に、自らの編集力を高め、生成AI時代にフィットしたスキルを身につける一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
イシス編集学校の基本コース[守]は、現代社会が求める編集力を鍛えるためのプログラムです。この特別な機会を利用して、あなたの思考力と表現力を一層豊かに育ててください。今福氏や津田氏の特別講義を通じて、さらに多くの学びを得ることができるでしょう。ぜひ参加して、新たな自分を発見してみましょう!