Linc、大和ハウスから資金調達
2025-10-14 08:39:55

株式会社Lincが大和ハウスグループから資金調達、外国人材支援プラットフォームを強化

株式会社Linc、大和ハウスグループから資金調達を実施



外国人材の採用・定着支援を手掛ける株式会社Linc(本社:東京都千代田区)は、この度大和ハウスグループグロースファンドから2億円の資金調達を行いました。この資金調達は、同社が提供する外国人材に特化したAI採用管理プラットフォーム「Linc Global Hub」を強化する一環であり、シリーズBラウンドの総資金調達額が5億円に達することになりました。

資金調達の背景



日本は少子高齢化の影響で労働力不足が深刻な問題となっています。特に建設業界や物流業界では人手が足りず、未完了の工事額は15兆円を超えるといった事態に直面しています。また、2024年には時間外労働の制限が施行され、業界全体の構造的な課題がさらに浮き彫りになっています。このような状況下で、外国人材が新たな労働力として期待されています。Linc社は、政府が進める特定技能制度の拡充を通じて、外国人材が円滑に日本での生活と仕事を行える環境を整えることを目指しています。

今後の展望



Lincは「採用」「育成」「定着」をキーワードに、以下の3つの柱を中心としたソリューションを提供し、業界のスタンダードを目指します。

1. 人材確保・定着: 独自の外国人材コミュニティとAIマッチング技術を駆使し、建設現場の技能者から物流施設のオペレーターまで、専門性の高い人材ニーズに対応。採用ミスマッチの解消を図り、入社から定着までを一貫してサポートします。

2. 研修・育成: 建設・物流業界に必要な安全教育や専門技術、日本語能力などを学べる教育プログラムを開発。これにより、外国人が安心してキャリアをスタートし、継続的にスキルアップできる環境を提供します。

3. 生活支援・地方創生: 外国人材が安心して生活できるよう、特に地方において住環境やコミュニティ形成を支援します。キャリア、生活、コミュニティを総合的に支えるサービスを展開し、持続可能な地域社会の実現に寄与します。

Linc Global Hub(グロハブ)とは



「グロハブ」は、日本初の外国人材に特化したAI採用管理プラットフォームです。企業の求人と国内外の人材紹介会社が保有する求職者情報を集約し、AIが最適なマッチングを支援します。また、求人作成から面接調整、ビザ管理といった煩雑な採用プロセスも一元管理することができます。これにより企業の採用DXが加速します。

グロハブの導入効果



グロハブでは、採用のミスマッチ解消や非効率なコミュニケーションの改善を目指しています。また、AIによる情報管理の自動化も進めており、企業の採用現場における業務負担を軽減します。

代表取締役のコメント



株式会社Lincの仲思遥 CEOは、「外国人が『日本に来てよかった』と感じられるよう、私たちのミッションを実現したい」と述べています。彼自身が外国人としての経験を持ち、その想いから事業が推進されています。

採用の強化



事業の成長を背景に、Lincでは全ポジションの採用を強化中です。日本の未来においてグローバル人材の活躍が必要不可欠です。興味がある方は、ぜひ採用ページから応募してください。

Lincは、より多様性と包容力に富んだ社会の実現に向けて、今後も精力的に活動していく予定です。


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