新技術発表!
2025-12-08 14:22:44

次世代半導体の未来を切り開く!新技術発表「SEMICON Japan 2025」出展

次世代半導体の未来を切り開く新技術



アキレス株式会社が新たに発表したのは、貫通孔付きガラス基板への高密着めっき膜形成技術です。この革新的な技術は、半導体の高密度化や小型化を実現することを目指しています。2025年の「SEMICON Japan」に出展され、業界内での注目が集まることでしょう。

高密着めっき技術の開発背景



伝統的に、貫通孔付きのガラス基板は、半導体パッケージ基板として使用される際に、めっき膜の密着性を確保することが困難でした。通常、300℃以上の高温処理が求められますが、アキレスのポリピロールめっき法を活用することで、低温・常圧のプロセスでも高い密着性が実現可能です。このため、ガラス基板へのめっき膜形成が、より簡単かつ環境に優しい形で行えるようになりました。

具体的な技術の特徴



アキレスのポリピロールめっき法では、以下のような特長があります:
1. ナノ分散ポリピロール液を使用し、塗工した箇所のみにめっきが析出するため、無駄がありません。
2. 様々な基材への高密着性を持つため、幅広い応用が可能です。
3. 環境負荷を低減するため、エッチング処理が不要です。

これにより、スマートフォンのような小型機器でも、電磁波シールド用めっきが実現し、さらなる薄型化・軽量化に貢献しています。

今後の展開



アキレスは、この新技術を半導体関連企業と連携し、微細配線の形成技術や量産技術の研究開発を進めていく考えです。このように、次世代半導体の製造の分野においても、さらなる利用拡大が期待されます。

「SEMICON Japan 2025」への出展



アキレスは、2025年12月17日から東京ビッグサイトで開催される「SEMICON Japan 2025」に出展します。ブース番号はW2625で、独自のポリピロールめっき法を用いた製品や、処理前後の貫通孔付きガラス基板のサンプルが展示される予定です。

まとめ



アキレス株式会社の新技術は、半導体産業における新しい可能性を秘めています。今後の技術革新に期待が高まる中で、この技術が市場に与える影響は計り知れません。興味がある方は、ぜひ「SEMICON Japan 2025」へ足を運び、最新技術を体験してみてください。

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📷 めっき処理前(左)と処理後(右)の貫通孔付きガラス基板の外観
📷 断面の拡大画像(白い部分が貫通孔)

お問い合わせ


詳細については、アキレス株式会社のIR・広報部までお気軽にご連絡ください。

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