新たなペットフードブランド「Enovique」誕生
株式会社サニープロダクツが、静岡県伊豆市に自社工場を設立し、ペットフード市場に新たな一歩を踏み出しました。このブランド名である「Enovique(エノヴィーク)」は、ペットの食事にこだわる飼い主たちに向けたプレミアムペットフードとして位置づけられています。実際、初回商品となる犬用おやつの販売は2026年9月7日から開始され、その後ドライフードの発売も計画されています。
Enoviqueの背景と理念
サニープロダクツは、19年間にわたり飲食店に食材を提供してきた実績を持つ企業です。代表の伊藤由樹子さんは、自らの食生活を見直す過程で、食材に対する強い関心を持つようになりました。また、愛犬との生活の中でペットフードの品質についての疑問が芽生え、Enoviqueの開発に至ったとのことです。彼女は、ペットフードのラベルに記載されている原材料だけではなく、その材料の出所や製造工程の透明性を求め、視覚的にさらなる情報を提供することを目指しています。
「知りたい」を「見せる」フード
Enoviqueの特長は、単なるペットフード以上の情報を提供しようとする姿勢です。以下の4つのポイントが重要視されています。
1.
材料の見える化 - 原材の産地や品質、選定理由について詳細に開示。
2.
製法の透明性 - どのように加工されたのか、特に温度管理や製造工程についても見える化。
3.
製造環境の公開 - 伊豆の自社工場での製造過程や関わる人々についても紹介。
4.
成分分析の提示 - 分析値等、ペット食品としての信頼性を数値で示します。
このように詳細な情報提供を通じて、飼い主が納得のいく選択を行えるようにすることが、Enoviqueの目指すところです。
独自の製法「真空低温スチームドライ製法」
Enoviqueが採用している製法は、名前の通り真空低温スチームドライです。この方法では、真空状態において約60℃という低温での乾燥が可能で、食材の栄養素を損なうことなく仕上げることができます。この技術によって、酸化を防ぎつつも衛生面を確保し、ペットフードの質を向上させているのです。
また、実験により、鮮度を保ちながらも食材の栄養素の保持が確認されています。例えば、マイワシに関する実験で測定した結果、乾燥後もほとんど酸化が進まないことが示されました。これにより、栄養価の高い食材を、そのまま維持できることが確認されています。
伊豆に開設された自社工場
Enoviqueは、自社工場の設立に対して約1.3億円という大規模な投資を行いました。必要最低限の製造設備や工場の改修という物理的な投資に留まらず、自らが目に見える形で製品の製造工程を確認し、品質を確保するための場所としての役割も持たせています。業者に製造を委託せず、自分たちが納得できる製品を作るための決断がなされたのです。
工場のある伊豆市は、海山の自然に恵まれているため、地元の新鮮な食材を使用することができる環境も手に入れました。例えば、第一弾の犬用おやつには伊豆で水揚げされた魚や鹿肉を使用し、地域産業とのつながりを強めています。また、見学会を開催し、一般の方には工場を見ていただく機会も計画しています。
Enoviqueの今後
Enoviqueの目指すものは、単にペットフードの提供にとどまりません。飼い主が選ぶ上での豊富な情報を提供し、食を通じて愛犬との生活をより豊かにすることを目指しています。愛犬との毎日のコミュニケーションを楽しむ時間こそが、Enoviqueの最も大切にしたい部分であり、これを実現するためのフードづくりに挑み続けるでしょう。ご興味のある方は、ぜひ
公式サイトを訪れてみてください。