ジーニーとアトがタッグを組む
株式会社ジーニーは、株式会社アトが運営するポスティングおよび新聞折込広告発注サービス「ADX」に対し、新しく「DSP広告の発注機能」を提供開始しました。この協業により、広告主はオンライン広告をポスティングと同時に発注できるようになります。
新機能の詳細
この取り組みにより、アトの「ADX」プラットフォームからは、「GENIEE DSP」を利用したオンライン広告の配信発注が可能になります。これまで、広告主は特定エリアにポスティングを行うことができただけでしたが、今後は郵便番号単位の細かいターゲティングが可能となり、エリア指定の広告配信が一括で発注できるようになります。
オンラインとオフラインの統合
この仕組みは、広告主にとって大きな利点があります。アトはポスティングを通じて物理的な広告配信を行い、一方でジーニーはオンライン広告を担当することで、オフライン・オンライン両方の集客に貢献します。つまり、広告主は一つのプラットフォームで両方のサービスを利用できるため、効率的なマーケティングが実現します。
ニーズに応えるソリューション
アトでは、オフライン広告だけでなく、オンラインでの集客も造り込むニーズが高まっていました。そこで、ジーニーと提携して、ポスティングの流れにオンライン広告をスムーズに組み込む新たなシステムを整備したのです。このAPI連携によって、広告主はポスティング拠点を有効に活用しつつ、オンラインでの広告を一元管理できるというメリットを得ることができます。
今後の展開
ジーニーは、今後もAI技術を活用し、バナーの自動生成機能など新たなサービスを導入予定です。これにより、広告主はより簡単に効果的なオンライン広告を作成できるようになります。さらに、アトの取締役CMOである大越氏もこのシステムの開発について高く評価しており、広告の発注を一元化することでユーザビリティの向上を目指す意向を示しています。
株式会社アトとジーニーの背景
株式会社アトは、2003年に設立され、ポスティングやWEBデザインなど豊富な広告サービスを展開しています。これに対して、ジーニーはマーケティング技術に特化した企業であり、広告主が収益を最大化できるようなソリューションを追求しています。両社の強みが合わさることによって、新たな広告の形が生まれる期待が高まります。
この提携を通じて、広告市場に新しい風を吹き込むことが期待されており、今後の展開にぜひ注目していきたいところです。