アーバネットコーポレーションが導入した社食の新しい形『パンフォーユーオフィス』とは
社員の健康と交流をサポートするため、アーバネットコーポレーションが導入した『パンフォーユーオフィス』。このサービスは、冷凍パンを利用した福利厚生の新しい形として、企業のオフィス環境に革新をもたらしています。
1. 導入の背景
株式会社アーバネットコーポレーションは、都市型賃貸マンションを手がける企業で、約70名の従業員が働いています。新たに本社を移転した際、健康経営を促進するために社員が気軽に食事を取れる空間を整えることが急務となりました。旧オフィスではスペースの限界からその実現が難しかったため、新しいオフィス環境を活かして社食の導入が検討されました。
実際に冷凍庫とパンを置くだけで始められる『パンフォーユーオフィス』のシステムに出会い、経営陣からも高い評価を得たことで導入が決定しました。キャッシュレス決済の導入によるスムーズな管理も、その魅力の一つです。
2. 導入後の変化
このサービスの導入から、社員の食生活やコミュニケーションに多くの変化が見られました。まず、自然と会話が生まれる場が増えたといいます。冷凍庫と電子レンジの周辺では、「このパンがおいしい」といった軽い会話が広がっており、パンのメニューが共通の話題になっています。
また、朝食を抜いてしまう社員が増える中で、出社時にパンを食べる習慣が定着。これによって栄養補給ができ、欠食が防がれるようになりました。Lunch Timeには、社内で簡単に食事を済ませられるため、外食に比べて効率的に休憩時間が活用されるという利点も生まれました。
3. メリットと企業への影響
『パンフォーユーオフィス』は、管理負担が少ない点が非常に好評です。冷凍保存のおかげで賞味期限管理が容易で、総務担当者からは「手間がかからない」と高評価を得ています。また、キャッシュレス決済を取り入れることで、現金管理や請求の手間も軽減されています。
特に、シナモンパンやクロワッサンドーナツなどの「甘い系」パンが人気で、導入後も高い満足度が維持されています。このように、導入した企業も評価の高い仕組みが整っています。
4. 導入を検討する企業へ
小規模なオフィスでも導入が可能な点が『パンフォーユーオフィス』の大きな魅力です。冷凍庫ひとつで始められるため、工事の必要もなく、すぐに取り入れることができます。社員の健康維持やパフォーマンス向上を図りつつ、社内コミュニケーションを自然に促進するこの仕組みは、多くの企業にとって新たな福利厚生の選択肢となるでしょう。
まとめ
アーバネットコーポレーションでは、『パンフォーユーオフィス』の導入を通じて、社員の健康、交流の促進、業務効率化という3つの効果を実感しています。冷凍庫ひとつで始められるこの置き型社食は、特に大規模な食堂を設けるのが難しい企業にとっての解決策となりえるでしょう。地域のパン屋ともつながる『パンフォーユー』の取り組みが、企業文化の向上につながることを期待したいところです。